どうして台湾に行こうと思い立ったのか、もしもご興味のある方はこちらをどうぞ。
出発直前、当時は豚インフルエンザと呼ばれていた「新型インフルエンザ」がメキシコ、アメリカ、カナダで流行し、 GWの海外渡航は自粛を、なんて急に身辺があわただしくなりました。 もし出発までに台湾で患者発生となったら、どうしていたかわからないけど、 そのころはアジアではまだ感染者はいなかったし、 深く考えず、予定どおりに出発しました。 名古屋から台湾まではJALを初めとして、チャイナエアライン、エバー航空、全日空、キャセイ、と たくさんのフライトがあります。 今回は時間が一番都合のよかったJAL悟空で予約しました。 ホテルは圓山大飯店を、直接メールで予約しました。 街はずれにあって、繁華街に出るにはあまり足回りはよくないのですが、 中国式の真っ赤っかなロビーを見てみたかったし、 4人で泊まれる大きな部屋があったので。 さて、出発の朝。 モルディブに行くような大きな旅行でなくても、やっぱり出発当日はうきうきして 朝早くから目が覚めます。 7時に家を出て、40分でセントレア着。 GWまっただなかなので、駐車場も混んでいます。 いつもの便利なH棟屋上はもちろん満車で、 K棟3階という中途半端な位置になりました。 この駐車場のエレベーター、動きがものすごくゆっくりで時間がかかり、 やっと来たと思ったら満員だったりするのよね。 かといってスーツケース持って階段は上がれないしね・・・。ふう。 JALのカウンターで搭乗手続きです。 新型インフルエンザの報道のせいか、マスクをしている人が半分くらいいます。 うちはそんなものかったるくて、もちろんしてないんだけど、 ふと見ると、テレビのクルーが来ていて、わたしたちの搭乗手続きの場面を撮影していました。 「危機管理もせず、こんなに無防備に出発していく家族もあります」って言われてたのかな。 (だけど、まだ国内では患者が発生していなかったこの時期、国内でマスクしたってしょうがないじゃんね) 出国審査を終え、免税エリアに出て、化粧品をしこたま買い込み(あれ?3月にも買ったばかり) 搭乗までまだ1時間以上あるので、両替をしてみる気になりました。 レートは台湾の空港が一番いいと聞いていたので、到着してからするつもりだったんだけど、 あまりにも時間があまったので・・・。 台湾ではカードの使えない店も多いらしいし、夜市や屋台ではもちろんカードは使えないし、 ちょっと多めに両替です。 1台湾ドル=3.3円くらいでした。 (以下、ドルとあるのは全て台湾ドルのことです) 飛行機は定刻発。 オンデマンドでいろいろな映画が見れますが、 アカデミー最優秀主演女優賞をとったケイト・ウィンスレットの「愛を読むひと」があったので、見ました。 これ日本ではまだ未公開ですよね。 原作の「朗読者」を読んで、涙涙・・・だったのでぜひ見たいと思っていました。 フライトの時間が短いので、行きだけでは全部見切れず、 結局行きと帰りと半分ずつで見終わりましたが、 も~~~泣けましたっ。 機内食を配るCAの前でぼろぼろ泣いてるのは恥ずかしかったわ。 飛行機の中で感動作を見るのは、やめた方がいいかも・・・。 公開されたらまた必ず見に行くと思います。 ほんの2時間半で到着なので、あっという間です。 時差はー1時間。 ちょうどお昼に到着しました。 台湾の桃園空港、新しくてぴかぴかです。 以前は松山空港という市内にある空港に国際線が到着していたらしい。 (羽田→成田みたいなもの?) さて下調べの通り、Express Busで市内に向かいます。 バス会社は4つあり、路線がそれぞれ違うので、向かうホテルによって会社を選びます。 バスのチケットを売るブースが4つ並んでいるので、 前もって自分の路線を調べておかなくてはなりません。 圓山大飯店は大有バスですが、それもルチーンなルートではなく、 運転手さんに「圓山大飯店に行きたい」と言うと、わざわざ遠回りをして寄ってくれます。 わたしはそこの国の言葉をカタコトでしゃべるのが大好きなので、 (とはいってもモルディブでディベヒ語でしゃべったことはないなあ) 「ユエンサンダーファンディエン(圓山大飯店)」と言ってみたら、ちゃんと通じました。 昔、大学の教養で中国語を習ったのよね。もう忘れちゃったけど。 チケットは大人90ドル、小人45ドルでした。子供は何歳以下はタダ、とかではなくて、 座席を利用するなら料金がかかるみたいです。 さて、乗り込んだのはこのバスです。 なんでこんなにピンク色なの!? まるで社員旅行でおやじが日本酒とスルメ片手にカラオケ歌いそうなバスです。 約1時間でホテルに到着しました。 これが有名な真っ赤なロビーです。 くらくらしそう・・・。 チェックインは3時からですが、2時15分になればお部屋へご案内できます、と言われます。 あと30分くらいだったので、ソファに座って待つことにしました。 フロントには英語の通じる人と、日本語の通じる人がいました。 でもどちらもわからない人もいます。 全般的に、英語が通じる度は日本よりもちょっと低いかも。 ホテルの中を散策してみました。 とっても広くて、迷子になりそうです。 どこもかしこもまっかっかで、こういう手の込んだ装飾がいっぱいあります。 キオスクみたいなお土産物やさん。 この置物たちを見たとき、ああ沖縄のシーサーは台湾の影響を受けていたのね、と思いました。 なんだか有名な龍の像らしい。 ロビーはほんとにまっかっかです。 玄関からは、立派な門が見えています。 そうだ、今晩はさっそく小籠包を食べに、有名なディンタイフォンに行くつもりなので、 コンシェルジュに予約を入れてもらうことにします。 ディンタイフォンはあまりに混んでいるので、予約をしていてもある程度待たされるそうですが、 しないよりはずっとましだとか。 しかも本店と忠孝店がありますが、 本店は土日祝日は予約を受け付けていないそうです。 それで忠孝店にしました。 コンシェルジュのお姉さんは、てきぱきと予約を入れてくれました。 やがてお部屋の準備ができたとのことで、キーを受け取りました。 部屋までは、自分たちでスーツケースを転がして行くんです・・・。 これ、ちょっとびっくりでした。 普通、これほどのホテルなら、ボーイさんが案内してくれない? お部屋は9階のCorner Suiteです。 はいってすぐがリビング。広さは十分です。 隣にベッドルーム。 ダブルベッドが2つです。 親と子、という組み合わせで寝ましたが、 やっぱり子供と一緒に寝るのは苦手だわ。 頭を蹴られたり、腹の上に乗ってきたりします・・・。 特に寝相の悪い息子の分だけ、エキストラベッドをお願いすればよかった。 料金は、お部屋代金(基本の大人2人、朝食付き)+2800ドル(追加の子供2人、朝食付き)でした。 ホテルは南側が台北市内を向いていますが、うちのお部屋は北東の角。 正面に台北市内の眺望を望む、というわけではありませんが、 テラスからの景色はなかなかきれいです。 にょきっとひときわ背の高いのが「101」という高層タワー。 この川は基隆河というそうです。 広い広いテラスです。 テラスからはこのホテルのプールも見えます。 もう泳いでいる人がいました。 確かにもう台北市内は半袖でいい陽気ですが、泳ぐにはちょっと寒いような・・・ お部屋の中。水回りです。 洗面台。ダブルじゃないのね。 お風呂とシャワーブース。 このあたりは改装後らしく、きれいです。 アメニティはオリジナル。 これがバスルームの隣にあるデスクスペースです。 ワードローブも大きく、引き出しもそれなりの数ありました。 お部屋で荷物を開けていると、ウェルカムフルーツが届きました。 リンゴやオレンジや、小腹を満たすのには十分でした。
by powderblueY
| 2009-05-21 23:23
| 2009 台北
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Comments(2)
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レナ
at 2009-05-22 15:17
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早速コメントを(笑
いよいよ台湾旅行記の始まりですね♪ 我家の住んでいる地方空港からでもバンバン飛んでて、時間も短いけれど我家は行った事がないので今後の参考にさせてもらいますね♪ 圓山大飯店。ロビーが広く、天井が高いですね~ 以前、台湾旅行計画を立てた時に、私もこのホテルを選んでいました。 市内から少し離れているけれど、一度は泊まってみたいな。って思わせる建物ですよね。 これからどんな食べ物を食べたのか続きを楽しみにしています☆
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powderblueY at 2009-05-22 23:28
レナさん
早速のコメントありがとうございます! 台湾やソウルって、地方の空港からもたくさん飛んでますよね。 1日に5便も6便もあって、グアムやサイパンやハワイにもそれくらい飛ばせてよ!って思います。 とても近くて、沖縄に毛が生えたくらいの時間で行けるので、おすすめですよ。 圓山大飯店は、あの写真を見ると、ほ〜〜泊まってみたい!って思いますよね。 サービスなどはまだまだ、と思わせられるところもありましたが、 お部屋も広くて余裕のある作りでした。 食べ物記事、お楽しみに!
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