「パブリック・エネミーズ」

ジョニー・デップの最新作です。
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時は1933年・・・というと、アメリカは大恐慌時代。
ジョン・デリンジャー(ジョニー・デップ)という銀行強盗がおりました。
これ、実話です。

ジョンは、銀行を鮮やかな手口で襲いお金を奪うけど、庶民からはお金を取らない。
態度も紳士的で、庶民からはとても人気があったそうな。

だけどFBIの担当捜査官メルヴィン・パーヴィス(クリスチャン・ベイル)は
ジョンを逮捕することを指名として任命されたのね。

この2人の攻防に、女が絡むわけですよ。
ジョンが見そめて一生愛し続けた美しい女はビリー(マリオン・コティヤール)。
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クラブのクローク係として働いていた彼女に、ビリーが一目惚れし、

「こんな仕事を辞めて、俺と一緒に来い」

と言うわけよ。

だけど、初対面の人からそんなことを言われて、のこのこついていく女はいないわね。

「あなたは何者なの?」

「俺はジョン・デリンジャー。銀行強盗さ」

「それって口説き文句? わたし、あなたのことを何も知らないわ」

「俺の好きなものは 野球、映画、高級服、速い車・・・そして君。
 他に知りたいことは?」

こんなこと言われて、落ちない女はいません・・・。

ジョニー・デップって、そんなセリフが本当に似合うし、
どのシーンも、いちいちかっこいいし、
アウトローをやらせたらピカイチだし、
でもかっこいいだけじゃなくて、ときどき見せる子供のような表情がとてもいい。
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2時間半の長編でしたが、後半、ジョンがだんだん追いつめられていくシーンには
本当にひきこまれました。

だけど、この時代、今からまだ70年ちょっと前なのに、
繁華街でばんばん鉄砲をぶっぱなすし、
悪いやつは裁判も経ずしてFBIが撃ち殺していい、なんて
こわい時代だったんですねえ。
by powderblueY | 2009-12-16 23:53 | 映画 | Comments(0)


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