Island Hideaway再訪 -10 そしてとうとうハイダウェイへ

ハイダウェイまで行くスピードボートが係留してある桟橋までは、
歩いて5分ほど。

歩く道々、MikiさんがYukoさんに携帯で電話してくださって、
わたしにかわりました。

実は、Diving Center MeridisのYukoさんはちょうどこの時を同じくして、
ハイダウェイを去られることになっていたんです。
わたしも1月の終わりにメールをいただいたときは、もうびっくり!でした。
Yukoさんたちは、ハイダウェイの海は素晴らしいし、とても気に入っているけれど、
もうここで4年になるし、新しい活躍の場を求めて・・・ということでした。
Meridisが今度、夏頃オープンになる the Regent のDiving Centerを担当するので、
そこに移られるんだそうです。

ハイダウェイのDivingのあのアットホームな感じは
Yukoさんとキルスティンのご夫婦によって醸し出されている雰囲気だと思うので、
そしてそんなリラックスできるダイビングをまた!と思ったのも、再訪の大きな理由なので、
ものすごく残念でした。

でもYukoさんはわたしたちの日程を知って、
滞在中のどこかでハイダウェイを去ることになりそうだけど、
できるだけ一緒に潜りましょう!と言ってくださり、
じゃあ到着日のさっそく翌日の午後から、潜りましょうとなりました。
去年と同じサイズで、ウェットや器材を用意しておきます、とのこと。
午後のダイビングは2時半集合だけれども、2時くらいに来てください、と電話でお話しました。

そんな話をしながら、ボートに乗り込みます。
子供たち3人は、すぐに一番後ろの席につき、中腰で後ろを見ています。
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1時10分に出航しました。
初めはゆっくりと、やがてフルスピードで。

星がきれいです。
これを見ると、ああ、モルディブに帰ってきたんだなあって思います。
アイスティとブラウニーが配られました。
子供たち3人は、ボートの後ろの波を見つめたまま、あまりにじっと動かないので、
坐ったまま寝てるのかな?と思いましたが、起きていました。
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1時半にハイダウェイに到着。
遠くから、なつかしいマティファルレストランの水上パビリオンや、マリーナが見えてきて、
もううれしくてうれしくて!
桟橋に上がり「Welcome back!」と握手をして。
子供たちは、マリーナの桟橋を歩きながら、魚がいる!と大興奮です。
わたしは満天の星と大きなオリオン座を眺めながら、感動に浸ってました。

ReceptionでMikiさんにバウチャーを渡し、Registrationの紙を渡し、
シャンパンが出ます。
子供たちには、なんと赤い風船が渡されました。
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こんなの初めてです。子供たちは大喜び。
すっかり「つかみはOK!」です。(ふるっ)
風船には、Kid's Clubの週間予定表がついていました。
さらに子供たちにはアイスクリームが。
これも去年にはなかったサービスです。

さる筋から聞いたところによると、
去年わたしたちが訪れた頃のシェフは、その後やめられ、
新しいシェフが来たけど、その人もやめられ、
また新しいシェフになったとのこと。
その人がとてもやる気まんまんで、いろんなサービスを打ち出しているとのことです。

シャンパンを飲んだり、アイスクリームを食べたりしている間にも、
スタッフがリョウくんをかわるがわる抱っこして、あやしてくれます。
ボカレイも。
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まあボカレイ、自分の子供みたいじゃないの。
モルディブの人って、みんなものすごく子供好きです。
きっと、大家族で、年上の子が年下の子のめんどうをみるという環境で育ってきてるんでしょうね。
それに、こうしてリゾートに働きに来ている人は、
故郷の島から遠く離れている訳なので、
家族がなつかしいのもあるのかも。
日本みたいに、よそ様の子を預かって、なにかあったら責任問題・・・とか
そんなぎすぎすしたことをいうこともなく、
子供は社会の宝、みんなで育てる、って感じのおおらかな社会なんでしょうね。

さて、ボートから降ろされた荷物がそろい、8人でバギーに乗り、ボカレイの運転でお部屋に案内されます。
なつかしいハイダウェイの道を走り、
バギーは一路、島の北の端へ。
by powderblueY | 2010-02-27 06:32 | 2010 Maldives | Comments(8)
Commented by aoi at 2010-02-27 11:16 x
おぉ~!いよいよ『ハイダウェイ・パレス』ですね♪

海外は子供にとても優しいですよね。
ホテルのスタッフや外国人のお客さんもにこやかに声をかけてくれますし。。。
はじめは子供も恥ずかしそうにしてましたが、だんだん自分から保育園の
英語教室で覚えた『ぐっもーにん!』なんて言ってて笑えました。

赤ちゃんといっしょ旅行、なんか海外にも行きたくなってきました~。

Commented by sachi at 2010-02-27 14:08 x
去年とシェフが変わったんですね。やる気満々でいろんなサービスを打ち出しているなんていいですね♪
私は大人だけど、シャンパンよりアイスが欲しいなぁ♪
肝心なお味の方は去年と比べてどうだったのでしょうか?
ガーフシレストランはとっても美味しくて気に入っていたのですが。
といってもまだ私はソネバもフォーシーズンも行っていないので、ハイダウェイ再訪の予定は立っていないのですが・・・
Commented by たいよう at 2010-02-27 20:00 x
おやまあ、YUKOさんご夫婦、ハイダウェイを去られるんですか~。私はダイビングはしないけど・・・シュノーケルでもいい思い出がいっぱいでした。残念ですが、お二人の将来のためにも、ますますのご活躍を祈る気持ちです。海は世界中繋がってますものね・・思いがあれば、いつかまた出会うかも・・。
でも、最後のダイビング、一緒に出来る機会、有難いですね。いいお話です。

それに、シェフがまた変わったんだ・・・・
何につけても、「やる気」は大切ですね。頑張りの証、どんなかな~。
この後も楽しみですわ。
Commented by ななせ at 2010-02-27 22:40 x
YUKOさんとキルスティンさん、ハイダウェイから<The Regent>に移るんですね…もう一度ハイダウェイの海を一緒に潜りたかったなぁ…シェフもまた変わったの?MIKIちゃんからメールもらったけど、制服も変わったらしいですね?進化するハイダウェイ、でもあのままのいて欲しい「温かくって、ほのぼのとした時間」を過ごせる。この後のお話もワクワクしながら読ませて頂きますね☆

Commented by powderblueY at 2010-03-02 23:03
aoiさん
はい、いよいよパレスです(笑)。
ここまで来るまでが長かったですが(この旅行記も)
このあとは極楽でした・・・。
今回はリョウくんが4ヶ月というきわめて早い時期の旅行だったのですが、
首は据わってるし、まだ母乳だけしか飲まないし、寝返りもせず、病気にもかかりにくいっていう
いい時期での旅行でした。

子供も、英語教室で覚えた英語を使えると、より一層、学習意欲もわきますよね!
うちもいつも「英会話の実践トレーニングに連れていってあげる」と言いつつ、
本当は親が行きたいだけなんですけどね。
Commented by powderblueY at 2010-03-02 23:06
sachiさんは、お酒よりも甘党ですか。
わたしは両方いけます(笑)。
ガーフシもマティファルも、かわらず美味しかったです。
ただメニューが若干変わっていて、
ガーフシでお気に入りだった「牛のたたき」がなくなっていたのが、とっても残念でした。
最終日のアンケートに「牛のたたき、復活して!」って書いてきました。
Commented by powderblueY at 2010-03-02 23:10
たいようさんはスノーケリングでYUKOさんご夫婦にお世話になられたんですね。
わたしもものすごく残念なんですが、そう、海は世界中繋がってる・・・いい言葉ですね。
いつかまたお会いできると思っています。
マティファルの味は、去年より洗練されてたと思います。
ソムリエが入ってたり(以前はソムリエっていらっしゃいました? わたしはお会いした覚えがないのですが)、
シェフ自らご挨拶にいらしたりして、なかなかやる気を感じましたよ。
Commented by powderblueY at 2010-03-02 23:14
ななせさん
YUKOさんと一緒に潜るダイビングって、とてもリラックスできますものね。
このハイダウェイで最後にYUKOさんと一緒に潜れるのがわたしたちだなんて、
本当にもったいない気持ちでした。
制服・・・写真を見返してみると、本当だ、変わってますね。
でも言われないと気づかなかったです・・・。
ハイダウェイは、わたしたちには変わらず、温かくてほのぼのした時間を過ごせる場所でしたよ。
ミナオちゃん一家も、とても気に入ったようでした。


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