不思議の国のはな子

今日、はな子としゃべっていました。


「はなちゃんは、学校の休み時間には何をして遊んでるの?」

「ドッジボールが多いかな。
 ドッジボールに飽きたら、こびと探しをするよ」

「へっ!?」


こびと探し・・・って??


「運動場の木の下とか、草の生えてるところとか、
 こびとがいないか探すんだよ」

「え?? はなちゃん、何のことを言ってるの?
 こびとって、毛虫とか蝶の幼虫とか、そういうののことを言ってるの?」

「ちがうよ。こびとは、こびとだよ。
 はな子の靴の大きさくらいのこびとだよ」

「それが学校の運動場にいるの?」

「うん。木の下や草の中にね」

「みんなで探すの?」

「うん。
 見つかったら、観察するためにつかまえていいんだよ。
 教室に連れて行って、みんなで観察したら、
 あとはまた、返してあげるんだよ」


えええ?? つかまえて、また返してあげる??


「こびとの人形のことなの?
 先生が、みんなで探せるように、こびとの人形をあちこちに隠してるってこと?」

「ちがうよ〜。こびとはこびとだよ。
 生きてるんだよ」


もう頭がこんがらがっちゃって、
はな子が何のことを話しているのか、全然わかりません。


「で? そのこびとを見つけた人はいるの?」

「いないよ」
 

はああ???


「つまりそれって、なにかのキャラクターなの?
 なにかの本に出てるの?」

「うん。 ”こびとづかん”っていう本が学校にあるんだよ。
 こびとにも、いろいろ種類があってね。
 クサ マダラ オオコビトとか」

「クサ マダラ オオコビトって、大きいのかこびとなのか、どっちなんだ!?」

「あとはねえ、カクレケダマとか」

「毛玉??」

「うん。毛玉みたいなふわっふわで、羊とかにくっつくと、どこにいるか全然わからないんだよ。
 あとはね、カクレモモジリとか」

「桃尻!? なんだかおやじが好きそうな名前ねえ」

「一番悪いやつは、アラシクロバネだよ」

「それ、チャバネゴキブリみたいなもん?」

「ゴキブリじゃないよ、こびとだよ。
 畑を荒らす悪いやつなんだよ」


つまり、はな子が言ってるのは、こびとのキャラクターなんですけど、
人気があって、みんなはまってるんですって。
学校にも「こびとづかん」という本があって。
で、そんなのは本当にはいないことは、自分でもわかっているんでしょうけど、
休み時間になると、「こびとを探そう!」って
みんなで運動場や草むらを探して楽しんでる、ってことらしいですわ。


ふうう、ようやく納得できたけど、
初めは、はな子が何のことをしゃべっているのか、全然わからなかったわ。
どこか不思議の世界に行っちゃったのかと思ったわ。
2年生の考えてることは、全然わかりません。


ちなみに、公式HPもあるみたいです。
by powderblueY | 2012-02-08 23:08 | 日常 | Comments(0)


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