ダイビングセンターで準備を終えて、
ジェッティへ歩きます。 ココアに到着した時のアライバルジェッティから、ダイビング船は出発します。 マイクさんに見送られて。 そういえばマイクさんは、アドバンスを持ってるんですって。 この島には7ヶ月前に来たんだけど、 それまでは泳ぐことができなかったんですって!! 「滞在中にいつか一緒に潜りましょう」って言ってました。 ダイビングボートは、ビヤドゥの方向に向かっているようです。 潜る前に、サインをしたりします。 今日は、ビヤドゥの少し西の「Wagiri」というポイントで潜るそうです。 「ワギリだって」 「ワギリのわたし、とか?」 「ふっるー」 タカさんから日本語でブリーフィングを受け、 ツバメウオがたくさんいるはずですよ、と言われます。 もちろんここでも殿様ダイビングで、器材は全てセットしてくれ、 もたもたしてるとフィンも履かせてくれ、 しょわせてくれて、マスクの曇り止めもしてくれて、 あとは船べりからジャイアントストライドで飛び込むだけです。 ミナオちゃんはとっても緊張したみたい。 2年前にハイダウェイで体験ダイビングしたのが最後だから。 (そのときはCカードを持って行ってなくて、ファンダイブはできなかったのです) それにそのときはビーチエントリーだったので、船から飛び込むのは本当に久しぶりだったみたい。 わたしも昔、ブランクダイバーだったのを、 沖縄の某ショップで再トレーニングしてもらったことがあるので、 その怖い気持ちはよくわかるよ。がんばれっ。 なんとか海に入り、大丈夫かなあと見守っているうちに、 タカさんが「チェックダイブしますよ」のサイン。 レギュレーターリカバリーやらなんやらささっと行い、 マスクは完全脱着ではなく、少し水を入れるだけでOK。よかった〜。 ふと周りを見回すと、いるいる。 大きいのや小さいのや、いろいろいます。 ツバメウオって、正面から見るとお間抜けな顔なのよね。 クマノミもとっても多くて、 ほかにもいろいろ。 ミナオちゃんもすっかり落ち着いたみたい。よかったよかった。 ダイビングって水面にいる時が一番怖いもんね。 海の中に入ってしまえば、大丈夫。 親子のショットを。 ジロもとっても落ち着いて潜れていたみたい。 大物が出たわけではないけれど、 水深が浅かったので、明るい光の中でのんびりと魚を見て、 1本目としては楽しいダイビングでした。 ボートが迎えにやってくると、フィンだけ脱いで上がります。 スタッフがすぐにBCを脱がせてくれ、片づけてくれます。 自分ではなーんにもしなくていい、楽ちんダイビング。 「屋根の上に上がっていいですよ」とのことだったので、 ボートが走り出すと、すぐに上に上がってみました。 ジロとタカさんです。 お天気がよくて、日射しが強くて、とっても爽快。 ここにはやわらかいマットが敷いてあって、寝ころぶと気持ちがいいんです。 ダイビングのあとに日ざしを浴びて、肌がじりじりって焼けるのを感じているのって ものすごーく気持ちいいですよね。 スタッフがお水とオレンジを持ってきてくれました。 ポイントも近くて、ココアまでは5分くらいです。 船に弱いジロでも、酔ってる暇もないわ。 タカさんが、ミナオちゃんに 「最初は緊張してたみたいだけど、後半はすごく落ち着いて、 中性浮力もよくとれてたね。 リゾートに来て1本だけ潜って、次はまた来年、リゾートで1本だけ、っていうのが 一番損だよ。 潜るたびにものすごく緊張して怖い思いをするからね」 と言い、ミナオちゃんは明日も潜る決心をしたようです。 よかった。もう怖いから潜らない、ってならなくて、よかったよ。 ボートがアライバルジェッティに到着し、 ダイビングセンターでログブックを書いて、 「じゃあまた明日の午前中に」 「はい、じゃあ教科書を勉強しておいてくださいよ。 あさって、簡単な試験をしますよ」 ああそうだった。 今日初めてナイトロックスで潜ってみて、 いつもよりもめちゃめちゃ楽だ〜〜っていう気はしないけれども、 でも確かに疲れは少ないかも? 短い休みでモルディブに来て、短期間にたくさん潜りたい日本人には、 特にナイトロックスはお勧めですよ、とタカさんが言ってました。 さて、ヒデキと子供たちはどこにいるかな? まずはミナオちゃんの部屋に行ってみました。 でも誰もいません。 すると、わたしたちが帰ってきたのを察したマイクさんが来てくれて、 携帯でレストランスタッフと話したかと思うと、 「みなさん、プールにいらっしゃるそうですよ」 と教えてくれました。 本当に気の利くバトラーさんです。 こういうことを「ねえマイクさん、残りのみんながどこにいるか探してくれる?」と言われる前に、 察してやってくれる、というのは、 東洋的な気配りというか、 バトラーがマイクさんでよかった、と思う出来事でした。
by powderblueY
| 2012-04-21 23:02
| 2012 Maldives
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Comments(4)
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あんな
at 2012-04-22 10:22
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こんにちは!
赤倉が終わってもいつも楽しくのぞかせていただいてます ところでナイトロックスって何ですか? 私、ビーチリゾートが大好きなのに泳げないので、 いつもライフジャケットしてシュノーケルです このGWも下の子の部活がばっちり入るらしく 1泊で温泉も行けるかどうか。。。 中学生になると親の思うようには動けません(泣) グアム、楽しんできてくださいね~
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powderblueY at 2012-04-22 17:57
あんなさん、こんにちは。
いつもご覧くださってありがとうございます。 ダイビングの時、普通はタンクの中には、地上の空気と同じ組成のものが入っていて、 空気を吸っているわけです。 ナイトロックスというのは、タンクに酸素濃度の高いものが入っていて、 (酸素が30%くらい) その分、窒素が少ないので、体に窒素が溜まりにくいと言われています。 モルディブではこれが主流になっているんですよ〜。 中学になると、やっぱり部活が忙しいんですね。 うちの子も来年から中学だけど、バスケ部に入ると言っているので、 もう旅行には一緒に行ってくれないかも・・・。 学校休ませて旅行に行くのも、もう中学では御法度ですしね。 子連れ旅行の旬は、本当に短いわ〜。
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あんな
at 2012-04-22 21:57
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ナイトロックスってそういうものなのですね
解説、ありがとうございます ダイビング、トライしてみたいような、やはり怖いような。。。 子連れ旅行の旬は本当に短いです うちの場合、部活がなければ旅行には行きたいと行ってますが 旅行なんていいという子もそろそろいるようで↓↓ ジロくんはきっと旅行優先派ですよ まだまだ楽しんでくださいませ
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powderblueY at 2012-04-22 23:23
ダイビング、ぜひトライしてみてくださいな。
意外とはまるかも、ですよ〜。 >旅行なんていいという子も そうなんですね〜。 確かに思春期の頃って、親と一緒にいるのがミョーにイヤだった時期も・・・。 親としてはいつまでも一緒に旅行に行ってほしいけど、 学校の友達や部活よりも、親との旅行を優先させる男子っていうのも、 ちょっと・・・ね?
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