何度行っても楽しい台湾 13

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別にここに載せる意味はないんだけど、
迪化街で買ったからすみです。
1つ2000円くらい。
う〜ん、お酒が飲みたくなるわ。


さて、九份の茶芸館でゆっくりしたのち、
日も暮れてきたので、台北に帰ることにしました。
雨の降る基山街を歩き、バスの舊道駅まで戻ります。
でも帰りはバスに乗る気はないの。混んでるから。
帰りはタクシーを拾います。


ここまで観光客を送ってきたタクシーが、必ずうろうろしているので、
それをつかまえます。


運転手さんに、
「台北まで行きたいんだけど、いくらで行ってくれる?」
と、あやしい中国語で聞いてみると、
「台北のどこ?」と言います。
ホテルのカードを見せると、ちょっと知らないなあという風に、首をかしげていましたが、
「台北までは1000クァイ」
と言います。
台湾の通貨は台湾ドルなんだけど、
会話では元(ユェン)と言ったり、塊(クァイ)と言ったりします。
「OK。じゃあお願い」
と4人で乗り込みました。


はな子は、中国語を話すわたしを見て、
「お母さんがいると便利だねえ」
とちょっと感心してくれた様子。
スピードラーニング、やった甲斐があったわ。


とはいっても、台湾では、若い人たちはたいてい上手に英語を話すし、
年配の人たちは日本語を話すし、
書いてあるものは漢字だからだいたいわかるので、
中国語が全然できなくても、旅行で困ることは全くありません。


さて、タクシーに乗り込んだのですが、
運転手のおじさんは「わたしは台湾人(タイワンレン)。あんたは?」と言い、
「日本人(リーベンレン)」と言うと、あとはむっつりと黙っていたので、
もしかして、尖閣問題で怒ってるのかしら??なんて思いましたが、
多分、そうではなく、こいつの中国語のレベルではこれ以上話はできないって思ったんだと思います。
そしてこのおじさん、ものすごく運転が乱暴だったの。
高速道路に入ると、前の車との車間距離をぎりぎりまで詰めてパッシングするし、
車線をまたいで走るし、料金所の列には割り込むし、
乗ってるわたしたちは冷や冷や。
混んでる台北市内に入っても、同じような運転なので、
そんなに急がなくてもいいから〜って何度も言いそうになったけど、
こわくて言えなかったわ。


でも九份からホテルまで45分で着きました。
最後、ホテルの場所がよくわからなかったらしく、ちょっと行き過ぎたので、
「あ、ここでいいよ」と言ったら、
「通り過ぎた? ごめんね」と言ってくれたりして、親切は親切でしたが。
1000元(2900円)とチップを少しあげました。


台北市内は、あいかわらずの小雨です。
傘をさすほどではないんだけどね。
ホテルでちょっと落ち着いたら、夕食に出かけましょう。


今日の夕食は、日本からメールでお願いして、コンシェルジュに予約を入れてもらったレストランです。
「橋頭麻辣火鍋」といいます。


タクシーで行きました。

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ガイドブックには載ってなくて、
台湾在住の日本人の方のブログで知ったの。
そんなに立派な店構えではなく、

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こんなあやしげな階段を上がっていくので、
ここが本当に1週間前では予約が取れないほどの人気店なのか!?と思いましたが、
入り口で名前を言うと、すぐに通されました。

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メニューには、一応日本語も書き添えてあります。


鍋のスープは4種類あり、
辛いのと、辛くない白湯、カレー味、ミルク味のうちから2種類選びます。
お店のお兄さんが「一応、辛いのと辛くないのがセット、カレー味とミルク味がセットです」
と言ったけど、
多分、辛いのは、めちゃめちゃ辛いんだろうと思ったので、
カレー味と白湯を選んでみました。

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具も自分たちで選ぶのですが、

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霜降りの牛肉!!

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こちらも霜降りの豚肉。これ台湾特有の「松阪豚」といいます。
えっ!?と思う命名ですよね。

そして

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海老団子。これがぷりっぷりで絶品!


とにかく具材が新鮮で、とってもおいしいの。
カレー味のスープはこくがあって、とてもおいしかったけど、
白湯は、薬草みたいな葉っぱがたくさん浮かんでいて、あまり味がない。
主人が、
「多分これは、辛いスープとセットでたのんで、
 辛すぎるとこの白湯スープでうすめて食べるんだと思う。
 カレー味もミルク味とセットで、
 適当に混ぜ合わせて食べるんだと思う」
と言うの。
なるほど、じゃあカレー味と白湯のセットは、ちょっとおかしいということね。
スタッフの言うことを聞いとけばよかったね。


隣のテーブルのお兄ちゃんたちは、赤い色の辛そうなスープを
はふはふ言いながら食べてました。


最後は麺で締めました。

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ビーフンみたいな感じの細麺。
ビールも飲んで4人で7000円くらいでした。
キャッシュオンリーです。


ところで、このお店、確かに予約でいっぱいらしく、
予約なしで来た人は「今日は満席なんで」と断られてました。
だけど、実際にはテーブルはたくさん空いてるの。
どうも、1つのテーブルには一晩に1組のお客しかとらないみたい。
なので予約を入れにくいわりには、お店の中は空いてる感じがしました。

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海老のぷりぷり、おいしかったなあ。
by powderblueY | 2012-12-12 13:47 | 2012 台北 | Comments(0)


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