朝食をいただくレストランMarketは、Arrival Jettyのすぐそばにあります。 レストランの前のビーチからは、ジェッティが見えます。 ミナオちゃんたちが8人用の席を作ってもらってました。 テーブルは、屋根のある部分にたくさんと、屋外にも何席かあります。 屋根のある部分といっても、壁はないので、風が吹き抜け、 天井のファンも回っていて涼しいです。 朝食はBuffetですが、食べ物は、エアコンの効いたガラス張りの建物の中にあります。 さあ、どんなものがあるかな。 野菜は新鮮で豊富。 パンもものすごくたくさんの種類があります。 毎日、1〜2種類のお刺身が。 マグロのお刺身は新鮮でとってもおいしかったです。 カレーも日替わりでありました。 炒飯やバスマティライス(インドの香り米)も。 おみそ汁はなかったなあ。 そして、特筆すべきは、この麺コーナー。 毎日、このお兄さんがヌードルスープを作ってくれるんです。 麺は、うどんのような太麺から、ラーメンみたいな(多分)エッグヌードル、 それに春雨みたいな細い麺まで4種類から選べます。 具は、野菜とエビ、魚のすり身団子、チキンを入れてくれ、 スープをかけて手渡してくれます。 おいしそうでしょ。 ところがね、初日に食べてみると、 このスープだけでは味が薄くて、あまりおいしくないんです。 よく見ると、麺コーナーには調味料がたくさん置いてあるの。 醤油、ニョクマムのような魚醤、魚を乾燥させて削ったと思われる魚粉、 塩、胡椒、砂糖、唐辛子の入った酢、うんと辛いチリパウダー・・・などが用意されていて、 これらで自分の好きなように味付けをして食べるんです。 毎日、わたしたちは出汁の味の開発に努め、 「よし、これでオレの出汁は完成だ。 魚醤2さじに醤油1さじ、魚粉多め、酢をほんの少しだ」 なんて、互いに試食しあってました。 麺コーナーのお兄さんも、ゲストがたくさん並んでいるときは 一生懸命、汗を浮かべながら黙々と麺を作り続けてました。 すごく真面目なお兄さんでした。 そしてさらに朝食のご紹介。 こんなカラフルなグラスのそばには、 色とりどりのフルーツが並んでいて、 選んでジュースをその場で作ってもらうこともできるし、 カットしてお皿に盛ってもらうこともできます。 このお兄さんがフルーツカットのお兄さん。 ジュースは、オレンジとかグレープフルーツとかスイカなど、 メジャーなものはたくさん作ってピッチャーに入れてあるのですが、 「キウイジュース」だとか「マンゴージュース」だとか注文が来た場合は、 このお兄さんがさささっと切って、 そばにあるジューサーで作ってくれます。 ジロはバナナジュースが飲みたくて、 お兄さんに「Banana juice, please」と言ってみました。 そしたら、お兄さんはにっこりして、バナナを1本手渡してくれました。 「ちょっと違うんだけどな」という顔をして、ジロが席に帰ってきたので、 「そこで引っ込んじゃだめよ。自分のほしいものはちゃんと言いなさい」 と、もう1度言いに行かせました。 今度はちゃんと通じたらしく、 「作って持って行くから席で待ってて」 と言われたらしい。 だけど、待てど暮らせど来ないので、ジロはもう一度席を立って、 同じお兄さんのところに言いに行ったの。 そしたら、ジロが「Bana・・」まで言ったところで 「今作ってる。もうすぐ持って行く」 と言われたそうな。そば屋の出前かと思いましたが、ちゃんと把握はしてくれてるのね。 そしてしばらく待っていたら、ちゃんとバナナジュースが出てきました。 考えてみたら、バナナジュースって、ジューサーではなくて、ミキサーで作りますよね。 ミキサーは厨房にしかなくて、そっちで作ってくれていたらしい。 こんなふうに、ゲストの要望には頑張って応えてくれます。 ええと、それからお粥やベーコン、ソーセージなどのコーナーもあり、 もちろん卵を焼いてくれるコーナーもあります。 つまり、こちらの希望に添って作ってくれるコーナーが 麺・卵・ジュースと3ヶ所もあるってことね。 これってすごいよね。 そうそう、こんなコーナーもありました。 エナジードリンクみたいなの。 「元気を出したいときに」とか「胃が疲れてるときに」とか 効能が書いてあります。 これってソネバフシ、ソネバギリでは見かけたけど、 それ以外のところで見たことないわ。 ちょっと飲む勇気がなかったけど、飲んでみればよかった。 そしてコーヒー・紅茶は直接ウェイターさんに頼みます。 そういえば、デュシタニではバトラーさんが各部屋につきますが、 ハイダウェイとは違って、バトラーさんは食事のサーブはしてくれません。 Marketのウェイターさんたちがお世話をしてくれます。 だから飲み物を覚えてくれて「今日もミルクティでいいですか?」という感じではありません。 あ、それから朝のシャンパンもなかったなあ。 それからゲストを見回すと、子供連れが大変多いです。 主にヨーロピアンですが、まだベビーベッドの中で寝ているような赤ちゃんから、 中学生くらいの子まで、子供連れが多くて、安心します。 騒ぐような子はいませんでした。 朝食はどれもとてもおいしくて、 毎朝のことですが、食べ過ぎました。 「日本にいると、絶対こんなに食べないよね」 と言いながら、お粥もパンもカレーも麺もと食べ続けるわたしたちなのでした。
by powderblueY
| 2013-04-14 23:59
| 2013 Maldives
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Comments(2)
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たいよう
at 2013-04-15 18:49
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とっても美しい朝ごはんの光景です。
どことなく・・シャングリラ・ヴィリンギリと似てるかな~。 朝ごはんにシャンパンないのは・・・ちょっと残念(苦笑) そして、ハイダウェイのミールサーブに慣れると、ちょっとさびしさを感じませんか?私ね、シャングリラで凄くそれを感じてハイダウェイシックだったな~。って思い出しました。 それにしてもどれもこれもおいしそう。 クッキングステーションが3か所もあってエナジードリンクがあるのは高ポイントですね~。ソネバフシ&ギリでは必ず飲みます。かなり苦いから効いた気になりますよ(笑) ジロ君も自分でオーダーできるの!? はな子ちゃんもバギー呼べるし・・・素晴らしいわ。
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powderblueY at 2013-04-16 13:33
たいようさん
シャングリラもこんな感じなんですね〜。 いろーんなものがあって、毎日飽きずにいただけました。 朝シャンがないのは、確かに残念! それにおっしゃるとおり、 「え? バトラーさんって担当してくれないの?」と初日はびっくりしました。 ハイダウェイでもココアでも、朝はまずバトラーさんの「Good morning !」から始まっていましたので。 「今日は○時からダイビングですね。午後は○時からスパの予約が入っていますね」 って1日の予定を確認してくれるのも、バトラーさんでしたもんね。 デュシタニではそういう密接なかかわりはありませんでした。 でもお願いしたことは間違いなく的確にやっていただけました。まあ、それで十分なんですけどね。 エナジードリンク、今度遭遇したら飲んでみます(笑)。
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