はな子 2分の1成人式

今日ははな子の参観日で、「2分の1成人式」という催しでした。
10歳になる4年生で、最近はこういうのをするんですよ。


ジロの2分の1成人式が3年前だったのに、つい昨日のことのようだわ。
あのときは、そんな会だと知らずに行ったので、
教室に入ってみると、黒板に「生んでくれてありがとう 育ててくれてありがとう」と書いてあって、
もうそれだけで泣けてきちゃったんだった。
最初に作文を読んだ女の子が、
「お父さん、お母さん、今までわたしを育ててくれ・・・」
あとは言葉にならず号泣するのを見て、
保護者たちもみんな号泣。
ハンカチぐっしょりな参観日となったのでした。


今日もそれを見越して、マスカラは塗らず(目の周りが真っ黒になるから)、
厚手のフェイラーのタオルハンカチをかばんにしのばせて出かけました。


そしたら、はな子たちの担任の先生は、
「今日は、”将来の夢”という題で書いた作文を読んでもらいます」
とのこと。


最初の子は「ボクは科学者になって、世界の人の役に立つ研究をしたいです」
と明るく言い放ち、
「ペットショップを開きたい」
「パン屋さんになりたい」
「プロ野球選手になってメジャーリーグで活躍したい」
などなど明るい夢が続きました。


感心したのは、
「ボクは発明家になりたいです。
 ノーベルの発明したダイナマイトは、今では戦争や人を傷つけることに使われていますが、
 ボクはそういう悪い目的に使われない、みんなが喜ぶ発明をしたいです」
と言った男の子。
すばらしいと思わない?


別な意味で感心したのは、
「お父さんの会社のあとを継ぎたい」
と言った子。
そんなことさらりと言ってのけるあなた、すごいわ。


はな子の作文は、

「わたしは少し前までは、研究者になりたいと思っていました。
 でも”アメイジング・スパイダーマン”という映画を見ていたら、
 研究者が恨みを持って、ものすごい怪物に変身したのを見て、
 研究者になるのはやめようと思いました」

なんじゃそりゃあ。


ジロの時とは全然ちがっていましたが、
これはこれで、楽しい2分の1成人式でした。
by powderblueY | 2014-02-19 23:29 | 日常 | Comments(0)


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