Maldives 2017 Milaidhoo ミライドゥ その35 水面休息時間にミチさんとお話

ダイビングを終えてボートに上がると、甘いジュースとフルーツの串刺しが出てきました。
ほっと一息です。

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ミチさんと
「マダラトビエイ、すごかったですね」
と喜び合います。
「ここはよくギターシャークが出るんですが、今日はいないなーと思っていたら、代わりにトビエイが出てくれましたね」
とミチさん。

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3人で、ボートの階段を上がって、屋根の上に出ました。
水面休息の1時間の間、ここでミチさんといろんなお話をしました。


ミチさんは富山県のご出身で、モルディブにもう15年もいらっしゃるそうです。
ちなみに富山県にはダイビングスポットはほとんどなく、潜っても「食べる魚」しかいないそうです。
そうそう、わたしも福井県で潜ったことあるけど、タイとかスズキとか食べる系の魚なんだよね。


今までにいらっしゃったリゾートは、タージコーラルリーフや、南マーレのカンドゥーマ(ココアの隣だね)、ガーフアリフ環礁の某リゾートなど。
ミライドゥにはソフトオープン時からいらっしゃるそうです。


ミライドゥは今のところ、中国に対してはプロモーションをしていないので、
中国人はほとんど来ないそうです。
もちろん、Booking.comやExpediaを介して予約してくる中国人はいて、それはブロックできないんだけど、
そういうサイトで自分で予約してくる人は、旅慣れてて迷惑をかけない人が多いです、と。


そうそう、団体で親戚一同みたいなふうで来て、わいわい騒ぎまくるのが困るんだよね。


リゾートにとっては、中国人がたくさん来てくれると、そりゃやっぱり経営的には助かるんだけど、
ヨーロピアンはみるみる減っていきます、って。
バロスもミライドゥもアジアでプロモーションを行ってるのは、日本と韓国だけだそうです。
今後もそれがいいと思いますよん。


ボートの1階にいるスタッフが
「Dolphin!」と叫んでいます。
見ると、波間に背びれが見えています。
4頭、5頭くらいいるかな。


「毎年来てますけど、空港の変貌ぶりもすごいですよね」

「そうです。今また空港ビルの工事をしてますよね。
 もう1本滑走路を造る計画もあるみたいです。
 建設中の橋、見ましたか? あれも中国資本です。
 空港ビルももっと橋に寄ったところに移動させる計画もあるみたいです」

「へえー、そうなんですね。
 初めて来たころは、水上飛行機のターミナルに行くのに、バスで滑走路を横切ってましたもんね。
 そのうち外周道路になりましたけど。
 来るたびに、乗り入れてる航空会社も増えて。
 今、バスで滑走路を横切ったりしたら、轢かれちゃいそうですよね」

「先日、2月だったかな、日本にサウジアラビアの国王が行ったでしょ。
 あの帰りに、モルディブに寄る計画だったんです」

「えっ、そうなんですか?」

「モルディブのある環礁の島をいくつか買う話があって。
 ひとつじゃないんですよ、いくつかですよ。
 で、その商談を兼ねて、モルディブに数日滞在する予定だったんです。
 国王とその一族はリーティラを貸し切りにして、
 おつきの人たちはその周りの島を貸し切って。(タージコーラルとかですかね?)
 それが決まったのが数ヶ月前なので、当然もう一般の人の予約が入っていて。
 一般の予約をお断りしたり、リゾート側はもう大変だったみたいです。

 ところが、ちょうど国王がいらっしゃるころ、マーレでインフルエンザがはやってまして。
 高齢の国王になにかあっては大変ってことで、中止になっちゃったんです。
 もちろん莫大なキャンセル料を支払ったんでしょうけど、
 そんなの屁でもないんでしょうけどね」


へえええええ。
ミチさんの話、おもしろすぎです。



by powderblueY | 2017-05-15 23:59 | 2017 Maldives | Comments(0)


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