あわら温泉 1

あわら温泉 1_c0147790_14261746.jpg


大晦日からあわら温泉に行ってきた記録を綴っておきます。


わが家は主人が大のお風呂嫌いのため、温泉旅行というものにほとんどいったことがありません。
昼神温泉の「石苔亭いしだ」は、わたしが好きで何度か行きましたが、
主人は、お風呂なんてどーでもいい、というスタンス。
せっかくお部屋に露天風呂のついたお部屋に泊まっても、入ろうともしません。


じゃあ、そんなわが家がどうしてあわら温泉に行くことになったかというと・・・

去年の9月に、主人の父が亡くなり、
義母が一人暮らしとなりました。
すぐ目と鼻の先に、主人の弟たちが住んではいるのですが、
年越しが一人では淋しかろう、これから毎年息子たちが、年末年始は旅行に連れて行ってあげよう、
ということになったのです。


それで、今年はまずは長男であるうちの一家から、ということにあいなりました。


お義母さんも一緒なら、のんびりしたいから温泉がいいよね、
冬の温泉なら、どうせならカニが食べられるといいよね、
ってことは、北陸だね。


予約をしたのは10月も半ばで、
年末年始の宿の予約としては、かなり出遅れており、
JTBに駆け込んで、空いているところを探してもらったものの、
もう選択肢はあまりない状況でした。
カニを食べるなら・・・とあわら温泉を勧めてもらったのですが、
宿を決めて、予約を入れて、よ〜く話を聞いてみると、
年末年始は漁師さんもお休みで、漁に出ないため、
越前ガニは食べられません、というのです。


なんじゃあそりゃあ!と思いましたが、
それでもカニをご希望の方には、冷凍のカニもありますよ、現地で申し込んでくださいね、
ということだったので、
そうすることにしました。


で、3泊4日の奥志賀スキーから帰ってきた翌朝、
レンタカーの四駆のスタッドレスで、北陸道を目指したわけです。


以前から、ミナオちゃんから、
「北陸って、意外に近いんだよ。米原まで行けば、あっという間だから」
と聞いてたけど、
本当に、名古屋から福井はあっという間です。
お義母さんを乗せて、10時に名古屋を出て、
お昼ご飯を食べようと思っていたサービスエリアには、11時頃に着いてしまい、
「まだお腹すいてないよねー」ということになり、
さらに先のSAを目指します。
なにしろ大晦日だから、もう一般のお店なんてやってないのよ。


で、南条SAというところで昼食です。

あわら温泉 1_c0147790_1445419.jpg


これは名物の「カニラーメン」。
塩味のスープに、ほんのりカニの香りがします。
おいしかったわ。


さらに北陸道を走りましたが、
路肩に少〜し雪があるくらいで、道路は全然大丈夫。
すごく警戒して行ったんだけれども、よかったです。


金津ICで降りて、東尋坊へ。
お天気は曇りで、これが冬の北陸というものなのかしら、
たれ込めた雲に、なんとなく気分がめいってきます。


東尋坊の駐車場に車を停めて、
「カニ」「海産物」の看板を掲げたたくさんのお店の中を歩いて行くと、

あわら温泉 1_c0147790_14492881.jpg


どーーーーん!!
出ました! 東尋坊!


もうウン十年前に、高校の修学旅行で一度だけ来たことがあるんだけど、
そのときは、この断崖絶壁の前に、
「早まるな! 命の電話 0××ー×××ー・・・」
みたいな看板が、多数あったと思うんだけど、
もうそういうのはありませんでした。
もうここに飛び込む人なんて、いないのかしらね。


あわら温泉 1_c0147790_1454235.jpg


うぉぉぉ、荒波がざっぱーーーんと打ち寄せて、
まるで火サスの世界でございます。
それにしても、冷たい風が強く、前に向かって歩けないくらい。
ダウンを着てたけど、寒くて寒くて。
わたし、るるぶを読んで、
「じゃあ東尋坊では遊覧船に乗って、海から断崖絶壁を眺めましょう」
なんて思っていたけど、
遊覧船なんてとんでもない!!
(もちろん欠航でございます)
なにごとも、行ってみないとわからないことってありますねえ。

あわら温泉 1_c0147790_14551837.jpg


記念写真だけ撮って、退散です。
# by powderblueY | 2014-01-23 14:55 | 国内旅行 | Comments(2)

調理実習

昨日の朝、ジロが登校間際になって、

「今日、調理実習だった!!
 お母さん、エプロンと三角巾貸して!」

と言い出しました。


「もう! なんでもっと早く言わないのよ。
 エプロンはあるけど、三角巾なんてないわよ」

「頭にかぶれる布でいいよ。早くして」

「じゃあこのバンダナ持って行きなさい。
 前回の調理実習のときには、キャベツがいるとか言って持って行ったじゃない?
 今日は、食材はいらないの?」

「ええと、多分いらなかったと思う」

「本当に? じゃあこの脂身でも持って行く?」

と、わたしのお腹を出したら、

「いらないよ〜」

「そんな遠慮しないで持って行きなさいよ。たくさんあるから」

「いらねーよ。お母さんの脂身全部持って行ったら、全校生徒が腹いっぱいになるくらいあるよ」

と悪態をつきながら登校して行きました。



帰ってから聞いたら、今日は蒸しパンを作ったそうです。


そりゃ脂身はいらんわねー。
# by powderblueY | 2014-01-22 13:31 | 日常 | Comments(0)

2013年に観た映画

仕事帰りによく映画を観に行くようになって、はや10年近くになりますが、
だんだん観る本数も増えてきて、
2013年には、数えてみると、なんと126本もの映画を観てました。


手帳にタイトルだけ記録してあるんだけど、
タイトルを見ても、全然思い出せないような映画もあれば、
シーンが目の前に浮かんでくるような映画もあります。


その中で、特によかったなーと思うものをピックアップしておきます。

2013年に観た映画_c0147790_21481333.jpg


「王になった男」
もちろん、ビョンホンさまが出てるってことも大きいんだけど、
それを差し引いてもすごくいい映画でした。


2013年に観た映画_c0147790_21483062.jpg


「鑑定士と顔のない依頼人」
これはまだ上映してる館もあるかも。
老紳士が恋に落ちる姿と、
いつか裏切られるんじゃないか、いつか、いつか、、、っていう高まってくる予感がすごいです。


2013年に観た映画_c0147790_2148489.jpg


「ラストスタンド」
シュワちゃんの映画です。
ザッツエンターテイメント、という感じで楽しめました。


2013年に観た映画_c0147790_2149663.jpg


「もうひとりの息子」
これは「そして父になる」と同じ、子供の取り違えの話なのですが、
もっと深刻で、
イスラエルとアラブという、激しく憎み合い対立する国の間での取り違えです。
親子の情愛とか、きめ細かく描かれていて、すごくよかったです。


2013年に観た映画_c0147790_21492634.jpg


「楽隊のうさぎ」
先日も記事にしましたね。
もう1度観たいわ。


2013年に観た映画_c0147790_21494341.jpg


「私のオオカミ少年」
ファンタジーな韓国映画です。
しょーもないお話なんだけど、泣けちゃった。



また今年もたくさん映画を観たいと思います。
# by powderblueY | 2014-01-20 21:51 | 映画 | Comments(6)

2013  奥志賀高原スキー 9

2013  奥志賀高原スキー 9_c0147790_23163882.jpg


奥志賀高原スキー場の第4リフト上部から、焼額山スキー場へと移動します。
ここはほんの100mほどの道のりなのですが、
どちら側から歩いても上りがあり、滑って行くのは困難です。


ストックのないショートスキーのわたしと主人にとっては、
平坦な道を歩くのはすごーく大変。
とうとう板を外して、かついで歩きました。


焼額に到着したので、とりあえず、お決まりの写真を。


ここは焼額第1ゴンドラの終点で、標高が2000mあります。
天気はいいけど、とっても寒いです。

2013  奥志賀高原スキー 9_c0147790_23213685.jpg


奥志賀に比べると、焼額はずいぶん華やかな雰囲気です。
やっぱりボーダーがいるのと、いないのとでは、ずいぶん雰囲気が変わりますね。
ボーダー禁止の奥志賀は、本当に静かで、大人っぽい雰囲気なんです。

2013  奥志賀高原スキー 9_c0147790_23245894.jpg


一の瀬方面を望む。
昨日滑ったあたりですね。
右から、高天原、木がぽよぽよと生えているのがタンネの森、その左が一の瀬ファミリー、
その上が寺子屋です。

2013  奥志賀高原スキー 9_c0147790_23264044.jpg


主人は1本滑っただけで「足が疲れた。喫茶室で休養してくる」とプリンスホテルにしけこんだので、
子供と3人で滑りました。
オリンピックコースを滑る、と張り切っている子供たち。


この日のランチは、プリンスホテル内でとりました。

2013  奥志賀高原スキー 9_c0147790_2329796.jpg

2013  奥志賀高原スキー 9_c0147790_2329186.jpg


焼額は景色も美しく、コース整備がしっかりしていて、
チャレンジングな斜面もあり、好きなスキー場です。


たくさん滑った後、連絡コースで奥志賀に帰り、
15時頃ブルーエに戻りました。


着替えて、宿のご主人にお礼を言って、出発。
4時間で名古屋に帰り着きました。
帰って数日間は筋肉痛で足を引きずって歩いたわたしです。


ところで、ブルーエのご主人から驚愕のお知らせが。
なんと岸シェフが3月いっぱいで辞められるそうなのです。
志賀高原の下の方に、ご自身のレストランを開かれるんだそうで・・・
ブルーエが今後どうなるのかは、まだ検討中だそうです。
ショック・・・
奥志賀という静かなスキー場に滞在できて、美味しいお料理がいただけるというのが
最大の魅力だったんですけど・・・
今後のことについては、ご主人からまたご連絡があるそうなので、
おいおいご報告します。
# by powderblueY | 2014-01-19 23:36 | 国内旅行 | Comments(2)

2013  奥志賀高原スキー 8

夜はまたもや、床暖房の温度を上げすぎて、
夜中に暑くて眠れませんでした。
主人も「暑いな」と起きだしてきたので、カーテンを開けて、窓を開けてみたら、
満天の星空!!
大きな北斗七星が、すぐそこに、手に取るように見えます。
感動!
空気が澄んでいるので、本当に美しい星空でした。


2013  奥志賀高原スキー 8_c0147790_1521657.jpg


で、朝です。
今日もおいしい朝食から1日が始まります。

2013  奥志賀高原スキー 8_c0147790_1544650.jpg


今日もいいお天気のようです。

2013  奥志賀高原スキー 8_c0147790_1561353.jpg


これは、右からバターと、あんずのコンフィチュール、アルチュールのはちみつです。

2013  奥志賀高原スキー 8_c0147790_157756.jpg


この日の朝食は、初日と同じメニュー。
ブルーエでは、朝食も夕食も、1日おきに同じメニューが出てきます。
でも飽きるなんてとんでもない!
毎日とっても楽しみなお食事です。

2013  奥志賀高原スキー 8_c0147790_1592579.jpg


おいしい焼きたてのパン。

2013  奥志賀高原スキー 8_c0147790_1585562.jpg


そしてヨーグルトと食後のコーヒー。


今日はもうチェックアウトなので、荷物をまとめます。


チェックアウトの後も、荷物は置かせていただいて、
午後にスキーが終わったら、着替えの部屋を用意していただけることになりました。

2013  奥志賀高原スキー 8_c0147790_15104852.jpg


9時半。今日も歩いて奥志賀高原スキー場へ向かいます。

2013  奥志賀高原スキー 8_c0147790_15111480.jpg


いいお天気!

2013  奥志賀高原スキー 8_c0147790_15113836.jpg


リフトに乗ってみると、すぐそばの木々が、
初日には雪がついて真っ白な樹氷になっていたのに、
今日は溶けています。

2013  奥志賀高原スキー 8_c0147790_15123242.jpg


でもめちゃめちゃ寒いんですけどね。
この日も-10℃でした。
昼間は日が当たるので、溶けてくるんでしょうね。

2013  奥志賀高原スキー 8_c0147790_1514172.jpg


奥志賀の第3リフトの降り場にあるこのビューポイントで、
恒例の写真を撮って、
今日は焼額に行ってみることにしました。
# by powderblueY | 2014-01-18 15:15 | 国内旅行 | Comments(0)