石苔亭いしだ-5

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家族全員そろったところで、夕食です。
個室に案内されました。
お部屋出しの場合もあるようですが、
いわゆる大広間みたいなところで他のグループと一緒に、ということはありません。


今回のお部屋は、畳の上に低めの椅子でした。
座りやすくてよかったです。
他には、掘りごたつの個室もありました。

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まずは食前酒として、みぞれりんごの梅酒です。
こういうのをちょっといただくと、食欲が増していいわねえ。
ジロは中学生なので「大人」で申し込んでいたため、
ジロの席にも梅酒が。
もちろん飲ませないけど、すごーく飲みたそうなジロ。

はな子は「小人」扱いですが、
「小人」には、食事なし、寝具なしというのから、
食事は大人の7割くらい、寝具あり、というのまで、さまざまな設定があります。
はな子の食事は大人の7割くらい。
小食なはな子には多すぎるくらい。

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先付け   小倉白和え 蟹

いしだのお料理は、器もとても凝っていて素敵です。

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前菜    もろこし豆腐    蟹棒寿し   生ハム   つるし柿   鮎甘露煮   いちょう百合根   紅葉ゼリー

秋のお料理ですね。どれも手が込んでいておいしいです。


ちなみにこの前菜は、はな子の料理だと、

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子供用に、見た目もかわいらしく、食べやすいものが盛り合わせてあります。


さらにはな子のお料理は、

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このおいしそうな牛肉を、

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焼いていただきます。


では、大人のお料理に戻って。

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松茸土瓶蒸し〜。
だ〜い好き!
おいしかったわ〜。

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お造り     海の幸三点  山の幸二点盛り
海の幸は、マグロとヒラメと・・・もうひとつ、忘れちゃった。
山の幸は、黒毛和牛と自然薯だったと思います。
山の幸がお造りになるんだ〜っていうのが、とっても新鮮でした。

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ちなみにこれは、はな子のお刺身。


ここまで生ビールを飲んでいましたが、
お刺身となると、日本酒が飲みたいわん。
ということで、お勧めされたのが、

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ミシェルという日本酒です。
何じゃ、その名前は? って思うでしょ。

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日本酒とはいっても、日本酒と白ワインの間のような味のお酒でした。
不思議な味わい。

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こういう場で飲むには、楽しくていいわね。
自分で家用に買おうとは思わないけど。


さて、次は・・・

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このゆで卵みたいなの、何でしょう?

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お凌ぎとして、名古屋コーチン初産玉子茶碗蒸し 蟹あんかけ     でした。

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そして   煮物     菊花馬鈴薯万頭   フカヒレ姿    チンゲン菜。


そして、こんなものが運ばれてきました。

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この巨大な焦げたおまんじゅうみたいなものは・・・

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(ちょっとピンボケ) 阿智黒毛和牛の塩釜焼きです!

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こうしてスライスして、一人一人に盛りつけてくれました。
とろけるように美味しかったですよ〜。

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そして一人一人に、こんな大きな竹筒が出てきました。


これは、開けてみると、

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強肴     白身魚の竹筒蒸し


周りの緑色のは、昆布なんです。
味がしみて、おいしいわ〜。

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そして、酢物     秋茄子揚げ浸し    海老・鯵    ねばねば野菜和え


ちょっとお口がさっぱりしたところで、

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これも器が楽しいですが、

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蟹ぞうすいです。

そして最後に、デザートが出てきました。

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前2回の滞在のときは、お料理が若干弱いかな?という感じだったのですが、
今回のお料理が一番おいしかったです。
ちょうどよい量で、器も凝っていて。
でも、わたしにちょうどよい量ということは、食べ盛りのジロには少なかったようで、
寝る前にお腹がすいちゃったらしい。
以前は「お夜食」として、炊き込みご飯のおにぎりがお部屋に届けられていたのですが、
今回はそれもなく・・・ちょっと淋しかったかな〜。

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そして19時から始まった夕食がちょうど終わる頃、
能舞台では催し物が始まるところでした。
# by powderblueY | 2013-11-25 21:34 | 国内旅行 | Comments(0)

石苔亭いしだ-4

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さて、スパのあとはお部屋でのんびり。
本を読んだり、写真を撮ったり。


お部屋のしつらえ。

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お花が活けてあると、なんだか癒やされますね。

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このすわり心地のよいソファで、はな子はDSざんまい。
わたしのスパも極楽だったけど、はな子のこの時間も極楽だったようです。

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冷蔵庫にはビールが入っていて、
お風呂あがりのこの時間、喉から手が出そうでしたが、
まあ、主人より先に一人でやっていてはかわいそうなので、控えさせていただきました。


ちょっと外に写真を撮りに行ってみましょう。

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ロビーには、こんなお面の並んでいるところが。

そういえば、前回来た時には、このお面のところで、好きな浴衣と帯を選べたんだった。
今回はそういうのはありませんでした。
その代わり、お部屋に浴衣が1人2枚ずつ用意されていました。
白いのと、ピンクのと。
男性陣も、白いのと、紺色のと。
それに、寒いので丹前が用意されていました。

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上り框の広い畳の空間。
そしてその正面が能舞台です。

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用意されてある下駄を履いて、外に出てみました。


気温、下がっていて、けっこう寒いです。
このあたり、名古屋よりかなり寒いです。

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まず外の通りまで出てみました。

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すごく雰囲気がありますよね。
大きな門に迎えられます。

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門から中に入ると、紅葉した木々が。

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植栽はこの季節のためにデザインされたのでは?と思うくらい、
とても美しいです。

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そして石畳の誘導路に迎えられ、

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玄関へと。

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この道程はいつもとってもドラマチックです。

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誰もいないフロント。

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隣にバーコーナーがあります。

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客室棟のあちらこちらには、こんなお雛様が飾ってあります。

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こうして館内をぶらぶらしたあと、
また部屋に戻って本を読んでいると、
主人とジロが到着しました。
19時ちょっと前でした。


夕食は早いグループだと18時から始まりますので、
こんな遅い時間に到着する人はまれです。
そのせいか、あの大きな門に車を乗り入れても、誰も応対してくれる人がなく、
自分たちで荷物をおろして、玄関から入ったところで、ようやく気づいてもらえ、
でも時間が時間なので、ウェルカムドリンクもなかったとのこと、ちょっと残念そうでした。
温泉宿には、早く入るに限りますね。
# by powderblueY | 2013-11-24 15:12 | 国内旅行 | Comments(0)

石苔亭いしだ-3

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はな子と二人でお風呂へ。
男湯、女湯は、夜中に入れ替わるようです。

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タオル類はもちろん、豊富に用意されていて、お部屋から持ってくる必要はありません。
他に、シャワーキャップ、ブラシ、歯ブラシ、綿棒などのアメニティが用意されていました。


誰もいなかったので、写真を撮らせていただきました。

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そんなに広くはないけれど、岩から湯が流れてくるようになっていたり、
お湯の温度もちょうどよいです。
あまり熱いと、大人はよくても、子供は入れないのよねー。


写真はありませんが、露天風呂にも行ってみました。
ここの露天風呂には、奥の方に洞窟みたいになっているところがあるの。
狭いんだけど、そこにこもっていると、不思議に落ち着きます。


スパの時間が迫っていたので、またあとでゆっくり入りに来ることにして。


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更衣室も広く、ゆっくりくつろげる場所もあります。


そして、お風呂から出ると、第2のロビーとでもいう場所があるのです。

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ここでお庭を見ながらゆっくりできます。

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薪ストーブに火が入っていますね。
お風呂あがりには暑いくらいですが。

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そばにはライブラリーもあり、ここで本を選んで、のんびりすることができます。

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冷たいお茶をいただけるのですが、
右にビールサーバーがあるでしょ。
6年前と4年前に来た時には、ここで自分でビールサーバーから注いで、ビールが飲めたの。
名前を書いておけば、お部屋に会計がつくようになっていました。
確か、子供にはアイスクリームのサービスもあったような・・・。
今回、これらがなかったのがちょっと淋しかったなー。

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「あとでゆっくり来よう」を合言葉に、
お部屋に戻り、すぐにスパへ。
はな子は部屋でお留守番です(DSざんまいです)。


スパは、前もって電話で予約をしてありました。
フロントの横に、入り口があります。

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担当のセラピストさんが、フロントの前までお迎えに出てきてくださってました。

お茶をいただきながら、問診票に記入し、トリートメントルームへ。

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紙のパンティにはきかえて、ガウンを羽織ってベッドへ。
このセラピストさん、とってもお上手でした。
ボディを60分でしたが、もっとやって〜という感じ。


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お店をひやかしながら、お部屋に戻ります。

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ちょうど部屋に戻ると、主人と連絡がつき、
いしだに到着するのは19時ごろになりそう、ということでした。
夕食の時間は18時半でお願いしてあったのですが、
担当の方に電話をして、19時に変更してもらいました。
# by powderblueY | 2013-11-23 23:42 | 国内旅行 | Comments(0)

石苔亭いしだ-2

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石苔亭いしだには全部で19室のお部屋があります。
お部屋の造りはどれも個性的で、同じ間取りのお部屋はひとつもありません。
今回は「お子様連れだと、こんなお部屋が楽しんでいただけると思いますよ」とお勧めいただいた
「花子」というお部屋でした。


まず、踏込からふすまを開けて入ると、

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広い和室があります。
12畳くらいかな。

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窓の外は、この部屋専用のお庭です。

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この窓の右手に、

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アーチ型にくり抜いてある壁があり、
ここをくぐって隣の部屋へ。

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するとこちらには、板張りのリビングがあり、

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奥にベッドが2つ。

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手前には着替えのスペースがあり、

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お部屋についているお風呂です。

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これは掛け流しではなく、加温式でしたが、
とっても贅沢な感じ。
左のガラス戸を開け放ってお風呂にはいることもできます。

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ミニバーもついていて、
この奥のドアを出ると、

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洗面とお手洗いです。

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アメニティがそろっています。

そしてこの洗面室の隣に踏込があり、
これでお部屋を一周したことになります。


とっても広くて、余裕のある造り。
わたしは広い部屋が大好きなので、気に入りました。
和室と洋室と、雰囲気の違う2つのお部屋を楽しめるところもいいです。

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車からおろしてもらった荷物は、すでに運ばれてきていました。


お部屋で落ち着いて、お茶でも飲みたかったけど、
実はスパの時間が決まっているので、
それまでに一度、お風呂に入りに行こうね。


はな子と二人、お風呂に出かけます。
# by powderblueY | 2013-11-22 15:18 | 国内旅行 | Comments(0)

石苔亭いしだ-1

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11月の第2週末に行った、石苔亭いしだのお話をさせてください。


ここには6年前と4年前の2度、行ったことがあるのですが、
名古屋からほんの1時間で来られて、日常を忘れられるとってもいいお宿です。
でもお値段がそんなにお気軽ではないので、なかなか来られないのですが、
今年は、(以前もお話したとおり)主人の勤続何年だかのお祝いで、
共済組合から旅行に使えるポイントが付与されたこともあり、
それを使ってJTBさんから予約してもらいました。
日にち変更とか、すったもんだありましたが、
やっと出発の日を迎えました。


チェックインは15時です。
15時には着くように出かけて行って、
お風呂も入って、スパにも行って、お部屋でのんびり読書でもして・・・なんて考えていたら、
ジロが「ボクはその日は部活があるから、17時より前には出かけられないよ」と言い出しました。


部活部活部活。
部活の都合は、他のどんな都合よりも優先される「部活至上主義」なので、
これはもう仕方ありません。
わたしとはな子が15時に着くよう先に出かけて、
主人が、部活の終わったジロを乗せて、あとから来ることになりました。
まあ、そんなことができるのも、名古屋から1時間という手軽な距離にあるからですね。


というわけで、わたしははな子と二人での中央道ドライブ。
名古屋周辺はまだ全然紅葉していませんが、
土岐・瑞浪・中津川と、山が深くなってくるにつれて、木々が色づき始め、
全長8kmの恵那山トンネルを超えて、園原インターで降りると、
周りはとっても美しい紅葉でした。


あ、ちなみにこの園原インターは、東京方面から来た場合は降りられないので、
1つ手前の飯田山本インターで降りることになります。


インターからはくねくねとした道を走って、ほんの10分弱で石苔亭いしだに到着です。


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これは夜撮ったものなんですが、
入り口にはこんな立派な門があります。
ここに車を乗り入れると、係の方が「いらっしゃいませ」と駆け寄ってくれ、
荷物を運んでくれ、車も駐車場へ回してくれます。

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これも後ほど夜に撮ったものですが、
この立派な石畳を歩いて、玄関に向かいます。


能舞台が見えるでしょ。
毎晩ここでいろんな伝統芸能が催されます。


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玄関では女将さんが出迎えてくれました。

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能舞台の前の席に案内されます。
ここで担当の方とお話をしながら、
夕食の時間を決めたり、スパの予約の確認をしたりします。


ウェルカムドリンクは、
わたしはこれで、

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はな子はりんごジュース。

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玄関を振り返って。

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木々が紅葉してきれいですね。

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お香が炊いてあって、
実はお昼まで仕事だったから、わさわさと落ち着きのなかった心を癒してくれます。
今晩ここでゆっくりとくつろごう、という気持ちになります。


シャンパンを飲み終わった頃、
係の方がお部屋に案内してくれることになりました。
# by powderblueY | 2013-11-21 14:51 | 国内旅行 | Comments(1)