「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」

タイトルからして、なんじゃあこりゃあって思うでしょ。

「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」_c0147790_23502558.jpg

これは、元ニート 26歳のマ男くん(小池徹平)が
母親の死をきっかけにニートを脱し、生まれ変わろう、真面目に働こう、と思って就職した
ブラック会社のお話です。
「ブラック会社に勤めてるんだが、もう俺は限界かもしれない」_c0147790_2350582.jpg

これ、2ちゃんねるの書き込みから生まれた実話なんですって。
「電車男」みたいなものですね。

そもそもブラック会社とはなんぞや?というと

□就業規則があるにもかかわらず、残業が当たり前。
□何日も徹夜が続くことがある。
□社内に情緒不安定な社員がいる。
□必要経費が一切認められない。
□同僚のスキルが異常なほど低い。
□従業員の出入りが激しい。
□給料が超安い上に、残業代が出ない。
□ノルマがきつい。無理なスケジュールが当たり前になっている。
□昼食をとれない日が多い。
□休日返上は当たり前。有給休暇を取りにくい雰囲気がある。

こういう項目に当てはまることが多い会社ほど、
「ブラック」なんだそうです。

うちの業界、8割は当てはまります、自慢じゃないけど。

マ男くんの就職したこの会社、
同僚があまりにキャラが濃い人ばっかりで、ひどすぎる。
わたしなら1日で辞めちゃうかも。
あ、でもこれにちょっと似た人なら、うちの職場にもいるなあ。
ここまでひどくはなくても、これに類した人はいるなあ。

なんて思いながら観ているうちに、

なんでこんな会社で頑張って働くんだろう?
そもそも人って何のために働くんだろう?

って考えさせられるんです。

わたしは今の仕事がとても好きで、自分に向いてると思うし、
楽しく働いているけど、
それだけではやっぱり続かないと思うんです。
周りの同僚とのつながりや、支え合いや、信頼関係、いたわりあいがあってこその
職場だと思うし、
また、スキルの向上や新しい知識の獲得を目指して努力する姿勢があってこそ
続けよう!って思えるんですよね。

マ男くんの会社は、そのどれもない、地獄のような会社だったけど、
「もう限界かもしれない」と思いつつマ男くんが頑張っているうちに
次第になにかが変わり始めます。

わたしも実は今日、仕事でとてもつらいことがあって
めげて帰ってきたんですけど、
今、HARNNのアロマキャンドルをたいて、
アジアンな香りに癒やされながら、
明日はまた頑張らなくっちゃ、と英気を養っているところです。

仕事なんだからつらい日だってあるわ。
明日はまた笑顔で頑張れますように。
by powderblueY | 2009-11-26 23:55 | 映画 | Comments(0)


<< クリスマスツリー 昼神温泉 石苔亭いしだ 9 >>