綱引き

今日は「綱引き大会」の練習がありました。

今年から、子供会に入ったんですけど、
(うちのあたりは子供会加入は任意です)
入会すると、いろいろ楽しい催し物があります。
映画鑑賞会や、ドッチボール大会、夏祭り、クリスマス会、6年生を送る会などなど。
子供たちは楽しそうですけど、保護者は必ずなにかの役をやらなくてはいけません。

わたしは「綱引き大会」係になりました。

11月3日の区の大会に向けて、今日が2度目の練習でした。

綱引きなんて、ただ引っ張るだけ、って思うでしょ。

でも違うんです。

「勝つためには、こういう方法で引く!」っていう定石があるんです。

今日は、綱を引いて60年(笑)というベテランのおじいさんが来てくださって、
懇切丁寧に指導してくださいました。

まずは準備体操をして、
「集中して話を聞くように!」と渇を入れられ
(声がでかくて、こわいおじいさんなのよ)
並び方から指導が入ります。

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これはね、選手の背の高さにかなり高低差があった場合に、どう並ぶか、っていう指導。
実際には、1・2年女子、1・2年男子、3・4年女子・・・っていうふうに
チーム分けされているので、
ここまで激しい高低差はありませんが、
チームの中で1番背の高い子が1番前、
2番目に背の高い子が1番後ろ(アンカー)になるといいそうです。

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それでは、綱の引き方。

「綱は、手で引くんじゃない。足で引くんだ」

足は肩幅に開き(ついつい前後に開いちゃいますが、左右に開くんです)
綱を握る手は、なるべく脇に近いところ。
右利きなら右手を前に握る。
ぞうきんをしぼるように、綱を絞り上げ、
膝を曲げ、腰を落として、
「始め!」の合図とともに、体重を後ろにかけ、足をぐっと踏ん張る。

全員が、いかに早く、この姿勢になれるか、ってところで勝負が決まるみたい。

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ひとりひとり姿勢の練習です。

靴は、体育館シューズと決まっているのですが、
いかに足をぐっと踏ん張れるかが勝負なので、
いろんな「滑り止め」が考案され、
去年までは靴の裏に、あやしげなスプレーやら粘着物質やらが装着されていたそうです。
笑えるでしょ。

でもそれらは今年から全部禁止され、
試合前に、主催者側の用意したぞうきんで、全員、靴の裏をきれいに拭くことが義務づけられているそうです。

ドーピングは禁止、ってことね。

チームの一番後ろで綱を引く人は「アンカー」と呼ばれます。
この人だけは、ヘルメットをかぶり、タオルで作った肩当てを着ます。
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この人は、アンカーという名前の通り、
チームが前に引きずられないための「碇」の役を果たしますので、
綱を体に回し、しっかり固定します。
なので綱でこすれて体に怪我をしないように、肩当てを着るのね。

ちなみに、綱引きの時の服装は、必ず長袖です。
綱が腕にこすれると、怪我をするのでね。

さあ、ご指導の通りに引けるかな?
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このチームだと、ピンクの洋服の女の子の姿勢が一番よく、引けています。
この子は子供会で、毎年綱引きに出ている子だそうなので、
さすがに上手です。

それから、チームワークも大事ね。

ひとりひとりの指導のあと、みんなで対戦をし、
勝ち負けがかかると、みんながぜん熱心になり、
盛り上がって終わりました。

本番、みんながんばってくれるかな?
子供たちよりも、保護者の方が一生懸命だったりして。
by powderblueY | 2010-10-31 23:59 | 日常 | Comments(0)


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