Amanusa 2012 - 14 Cooking Class-1

11時になりました。
クッキングクラスが始まるので、the Terraceのキッチンに向かいます。


このクッキングクラスは、アマヌサのHPのアクティビティの欄にも紹介してありますが、
ネット上には「アマヌサでクッキングクラスに参加してきました」というブログが多数見つかります。


それでとても楽しみにしていたのですが、
実際参加されたある方のブログには、

「アマヌサに宿泊するような方の中には、
 ご自分でお料理をなさるような人はほとんどいないと思うので、
 どうしてここにクッキングクラスというアクティビティがあるのか、
 とても不思議です」

というような記述があり、
えっっっ、じゃあ仕事が終わると急いでAEONに行って特売の食品を買い込み、
いかに手間暇かけずお腹のふくれる料理を作るか、だけを念頭に
みずから毎日、手抜き料理をしているわたしには、
とてもじゃないけど、ここに泊まる資格はないのね、
と思いましたが、
ま、話のタネに参加してきました。


スタッフにキッチンに案内されて、まずはエプロンとキッチンタオルを身につけるよう渡されました。
ちなみにこのエプロンとタオルは持ち帰れます。


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格好だけは一人前のジロとはな子。


このキッチン内、とーーーっても暑いです。
そもそも冷房が入ってないのか、
それとも入ってるけど火を使う場所だからあまり効かないのか、わかりませんが、
1分もしないうちに、汗が噴き出してきました。


でもご挨拶をされた女性シェフは、汗ひとつかいてないし、
化粧も崩れてません。
プロっていうのはすごいですね。


それともう1つ気づいたのは、
このキッチン、ものすごく清潔です。
どこもかしこもきれいに磨き上げられていて、
顔が映り込みそうなくらい。
日本でも、食べ物屋さんのキッチンって、ちょっと生ゴミ系の匂いがしたり
(どんな場末の食べ物屋!?)
野菜の切りくずが落ちていたりして、
あ〜あ、こういうところにゴキちゃんが来るんだよ、とか思ったりしますが、
ここのキッチンは全くそんなことはなく、ものすごく清潔でした。


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そして材料は、このように完璧に準備されています。

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早朝からマーケットに行って、自分で野菜や魚や肉を買ってくる「with Tour」のクッキングクラスの場合は、
材料を切るのも自分でするのでしょうが、
わたしは「without Tour」にしたので、そのへんは全部、スタッフが用意してくれていました。


女性シェフは、きれいななまりのない英語で話しながら、
手を休めることなく、どんどん作業を進めていきます。


「じゃあまず、ソトアヤムの出汁をとるのに時間がかかるので、
 そこから始めましょう」

と鍋の中に鶏ガラを入れ、ネギやショウガと一緒に煮込みます。

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ショウガはこうして包丁の背でたたいて、つぶして。

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「その間にナシゴレンを作ります。
 まずはペースト。
 材料はこれね」

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「以前は、バリの女性はこれらをすり鉢に入れて、すりこぎですって、ペーストを作っていたの。
 でもそれは時間がかかります。
 バリの女性はとても働き者で、子供の世話、掃除、洗濯、お料理、買い物、
 その間に畑仕事をしたり、とっても忙しいの。
 だから最近はみんなミキサーでペーストを作ります。
 でも昔ながらのすり鉢で作るペーストの方が、断然おいしい、と言う人もいるのよ」

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女性シェフなので、女性視線のお話が、とってもおもしろいです。

「じゃあ、鍋で炒めますよ」

さっきから暑くて死にそう、という顔をしていたはな子に、シェフが

「暑かったらレストランで待ってる?」

と言ってくれ、はな子はそそくさと退場していきました。
シェフは、他のスタッフに「席に案内してあげて、お水を出してあげて」と
すばやく指示しています。
さすが、有能な女性って感じ。ものすごく気が回るんです。


ジロに「おまえはどうする?」と聞いてみたら
「ボクはお料理するよ」
とやる気まんまん。


「ではまずわたしが1人分を作ってみますから、
 よく見ていてくださいね。
 あとでやってもらいますね」

と、中華鍋に油を引き、どんどん材料を入れます。
あまりの手際の良さに見とれているうちに、
あっという間にナシゴレンのできあがり。


「さあどうぞ、やってみて」

と言われて、まずはジロが挑戦。


調理実習でゆで卵くらいしか作ったことのない彼は、
鍋を振るのは初めてだったと思いますが、
シェフに手伝ってもらいながら不器用に挑みます。

「ほらほら、もっとリズムよく振ってね」

「もっと大きくかきまぜて」

と、びしびし指導。


動画を撮っていたので、残念ながら写真がありませんが、
ジロは汗びっしょりになってナシゴレンができあがりました。

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トマトや玉子やキュウリやエビせんべいをトッピングします。
ナシゴレンの上に乗せる玉子って、目玉焼きのことが多いけど、
ここでは錦糸卵ですね。


後半に続きます。
by powderblueY | 2012-06-30 23:59 | 2012 Amanusa | Comments(4)
Commented by カメリア at 2012-07-01 00:45 x
ご無沙汰しております。
アマヌサ滞在記も毎日楽しく拝見させていただいています。
クッキングクラスはお子様も参加可能なのですね〜。
お子様も料金は発生するのでしょうか?
教えていただけますと助かります。
Commented by powderblueY at 2012-07-01 22:53
カメリアさん
お久しぶりです。お元気ですか?
今、ちょっと精算書が手元になくて、詳しくお答えできないので、
明日またお話しさせていただきますね。
結論を言えば、そのへんは裁量みたいなんです・・・。
Commented by カメリア at 2012-07-02 18:30 x
パウダーブルーさん。

お返事ありがとうございます。
なるほどー、そのあたりは裁量なのですね。
でも、はなこちゃんが退席するくらいの暑さならば
6歳の我が娘が参加するのは難しそうです。
シッターさんを利用した方が良さそうですね。
いつもご丁寧に教えて下さり本当にありがとうございます。
Commented by powderblueY at 2012-07-03 08:56
カメリアさん
お返事遅くなりすみません。
ええと、初めにフロントスタッフから説明を受けた時には、
with Tourは1800000ルピア×3人(大人も小人も同額)+ Tax
without Tourは950000×3人+ Tax
スフレは450000×3人 + Tax、と言われました。
(ルピアの額を見ると、くらくらしちゃいますよね)
でも実際請求の時には、950000×3=2850000が線を引いて消してあり、
600000になってたの。
単に大人1人分よりもお安くしてあるので、よくわからないのですが、
そのへんはシェフの裁量で、子供の分はもちろん課金しないし、
大人の分もディスカウントよ、ってことなのでしょうか??
あまり答えにならず、すみません。


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