「北のカナリアたち」

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さんざん宣伝され尽くした感もありますが、
やっぱりよかったです。
泣きすぎて、目が痛いくらいよ。


利尻富士を海越しに眺めるこの風景、ものすごく美しくて、
これを見るためだけでも行く価値あります。
本物はもっときれいなんだろうなあ。
行ってみたいなあ。


利尻富士(利尻山)は標高1700mくらいの山なんですけど、
なにしろ海抜0mのところから登っていくことになるため、
めちゃめちゃしんどいらしいです。
標高差1700mですからね。


いや、登山の映画じゃありません。

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冬のシーンが多くて、
雪が吹きすさび、ものすごく寒そうなんですけど、
吉永小百合さんは撮影中、一度たりとも寒いとは言わなかったんですってね。
「わたしが寒いって言ったら、他の人が言えなくなるから」って。
見上げた女優魂ですね。

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内容も、ミステリーな部分あり、ヒューマンな部分あり、とってもよかったです。
ただひとつだけ、
この映画、東映創立60周年記念の映画だそうなので、
そりゃあ主演女優は吉永小百合以外にはありえないんだろうけど、
イメージが「清純派」すぎて、
島中の人から陰口を言われたり、島を追われるような、あんなことに身をやつすような人に
どうしても見えないのよね。
ちょっとミスキャスト気味です。
もっと他に、
ああ、若い頃にはそんなことがあったとしてもおかしくないな、って思える
艶のある女優さんがいるだろうと思うけど。


でも吉永小百合って、67歳なんですね。
超びっくり!
作品中では、おそらく60くらいの現在の姿と、20年前の姿とを、
髪型やメイク、服装だけで演じ分けているけれど、
60と言われれば60にも見えるし、
40と言われれば40にも見えるし、
さすがの大女優さんだと思いました。
by powderblueY | 2012-11-09 22:56 | 映画 | Comments(0)


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