何度行っても楽しい台湾 15

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ホテルを出たわたしたちは、MRTに一駅乗り、
忠孝復興駅のそごうのそばの、占いの館にやってきました。

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表通りからちょっと入ったところですが、
すぐわかります。
ちなみに主人は、そごうで靴を買いたいから、と別行動に。
買い物が終わったら占いのところに行くよ、とのことでした。


「日月命理館」 どんなところなんだろう・・・とおそるおそる入ってみました。
電話で話した日本語の通訳さんがいて、
待合室に通されます。
ここでもう一度、名前の漢字を確認したり、生まれた時間を確認したりして、
あとは順番が来るのを待ちます。


結局、ジロが先生の前に呼ばれたのは12時半くらいでした。
見るからに福々しいお顔の先生(魏(ウェイ)先生)、ジロの顔をじっと見て、
手のひらを見て、いきなり、

「海はよく行きますか?」

もうね、どきーーーってしちゃいました。

「はい」
「海はね、あまりよくない。行かないように」

ええええええっ!?
そ、そんなあ・・・

「この子は、神様とのご縁が深い」
「考えていることを、あまり人に話さない。内気」
「18歳になったら、進学で家を出て、家族と離れて暮らす」

先生も、少し日本語が話せますが、通訳の人がわかりやすく話してくれます。
当たっているなあと思うこともたくさんあり、
そして将来どういう道に進むとよいかは、ずばり、

「公務員」

ははーっ。って感じよ。


まあ、公務員といっても、総理大臣から、官僚から、区役所の窓口のおじさんから、
裁判官、検察官、・・・自衛隊員も公務員だよね?
(ジロは廊下を匍匐前進で進んでたりするので、みんなから”自衛隊に入れ”と言われてるの)
市民病院の医師も公務員だし、ゴミ収集車のおじさんも? あれは外部委託か?
選択肢はたくさんあるぞ。


続いて、はな子。
先生の前に坐ったとたんに

「この子は食が細くて、食べないね」

と言われました。

そ、そのとおりでございます・・・。

まあ、痩せてるから、そりゃ見ればわかるかもしれないけどね。

さらには

「アレルギーの気があって、肘やお腹をかゆがるでしょ」

これも、そのとおりでございます・・・。
アトピーじゃないんだけど、やたらかゆがって、かきむしります。

「我が強くて、わがまま」

ははーーーっ、仰せの通り。

「きれいなもの、おしゃれなものが大好き」

ははーーーーっ。

いろいろお話をいただいたあとに、

「この子に向いているのは、デザイナー」

と言われました。


はな子はそれ以来、すっかりデザイナーになるつもりで、
友達にも「わたし、デザイナーになる」って言いふらしてます。
デザイナーって何をする人か、わかっているのかい??


最後に、ジロに、海はよくない、と言われたことについて、
どうしてですか?と聞いてみたら、

「海には、亡くなった人たちの御霊がたくさんいらっしゃるの。
 神様とのご縁の深い人は、そういうところに行くと、御霊にとりつかれることがある。
 台湾ではそのように信じる人が多いので、みんなあまり海には行きません」

とのことでした。


なかなか得難い体験でした。
料金は1人分で2000台湾ドル(=6000円弱)。
ここでは、驚いたことにクレジットカードが使えます。


占ってもらったあとは、その子に適した御守りや、開運のお経、御札など
いろいろいただいて帰りました。(これは料金に含まれてます)
他に、待合室には高価そうな数珠とか玉とか、いろいろあって、
こういうの勧められたら困るな、って思ってましたが、
そういうことは全然なくて、
終わってお金払ったら、さよなら、でした。

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こういうの、好きな人と、そうでない人がいるだろうし、
わたしも普段そんなのうさんくさい、って思うタイプの人間ですが、
このときはなぜか、とっても占いに行ってみたかったし、
そういう契機だったのかもしれないです。


子供たちには、自分のやりたいことをやらせよう、って思えたしね。


ちなみに、台湾では、人の運勢は3ヶ月で変わると言われていて、
占いで思わしくない結果が出た場合は、3ヶ月たったらまた行ってみるといいそうです。


今度は自分のことを占ってもらいに行こうかなあ。
恋のお悩みとか? (あるわけないって)
仕事の悩みとか? (今さらどうにも・・・)
金銭運、今後の蓄財方法とか? (財布がザルなので、蓄財しようがありません)
by powderblueY | 2012-12-14 15:09 | 2012 台北 | Comments(0)


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