Kandolhu Island 2014-66 サンドバンクツアー その4

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再びボートに乗って、次のサンドバンクを目指します。

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いったんカンドゥルの近くまで戻ってきて、

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南に向かいます。
見えてきたのは、昔のドーニミギリ、
今はサファリ・アイランドといいます。
ドーニミギリのころは、部屋数は10室もなく、
各部屋にドーニがついていて、専属のスタッフがどこへでも連れて行ってくれたんでしたよね。
もちろん話に聞くだけですが、なんて贅沢なんだろう・・・って思った覚えが。


カンドゥルからも遠くに島影が見えるので、
ああ、あそこが有名な元ドーニミギリなのね、と思っていましたが、
ゾディアックが、カンドゥルから見えない裏側に回ってみると、

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な、なんと、水コテが50室くらいできています。
すごーい! 


ゾディアックはさらに南に進み、

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おお、遠くにサンドバンクが見えてきました。

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このあたりの海は、また何とも言いようのない美しい色をしています。

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水路ができていて、ゾディアックで浅瀬まで乗り入れます。

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またもや、はな子を甘やかしてくれるワタナベさん。
お姫様気分のはな子。


さあ、上陸してみよう。

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すごーくたくさん鳥がいます。

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ここからの眺めもすばらしいわ。

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白く弧を描くサンドバンク。

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遠くに見えるのが、サファリアイランド。

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カニをつかまえました。

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ワタナベさんがタオルを敷いてくれて、飲み物と果物が用意されます。

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果物はうれしいけど、なかなかこのままじゃ食べられないよね。

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ふと見ると、

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ワタナベさんとボートクルーが、傘をさして歩いています。
何やってるんだろう? 鳥につつかれるのが怖いのかしら? それとも暑いから??


と思っていたら・・・


「はな子! ほら見て!!」

とワタナベさんが持ってきたものは・・・

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鳥のヒナです。

「えええええ!?」

「さわっていいよ。そこらじゅうにいるよ。見に来て! Come on!」


わたしたちも行ってみました。

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そしたら、もうそこらじゅうに、踏みそうなくらいに鳥のヒナがいるんです。

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なにしろ炎天下で、ものすごく暑いので、自分で動けるヒナは流れ着いたゴミの陰に隠れていたり、

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こういうちょっとした段差の陰に隠れていたりします。

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暑いので、卵は温めなくてもかえるようで、そこらじゅうに産み捨ててあります。

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あたためず、巣もないなら、どれが誰の子供だか、わかんないじゃない?
エサはどうするの?
親は、とってきたエサを、どの子供にあげるの?
ちゃんと全てのヒナが、エサをもらえてるの?


などなど、疑問がぐるぐるとわき上がってきましたが、
まあ、こういう厳しい暑さの中で、何千年も前からこうやって繁殖してきたんでしょうし、
強いヒナが生き残っていく、ということなんでしょうね。

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この島には、いろんなものが漂着していて、

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ヒナたちに日陰を提供しています。

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生存競争はきっと厳しくて、産まれてきても、ごくごく一部しか成長しないんでしょうね。

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人間が歩いていても、暑くてバテちゃうようなサンドバンクの上で、
こんなに小さなヒナたち、干からびちゃわないの?
いやいや、実際に干からびてるやつもいるし、卵からかえりかけて動かなくなってるやつもいるし、
それでもたくましく生きてくやつもいるし。
圧倒的な自然の力を見せつけられた気がしました。

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ヒナたちをなるべく日陰に入れてやって、
プラスチックや椰子の殻で陰を作ってやって。
そんなことが、いったいどれだけの助けになるのかわからないけど。


「さあ、そろそろ」

とワタナベさんに言われて、ゾディアックに戻ります。

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サンドバンクに別れを告げて。

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帰る途中、一瞬、イルカが見えました。
by powderblueY | 2014-06-17 14:32 | 2014 Maldives | Comments(2)
Commented by CHAR at 2014-06-18 12:34 x
サンドバンクシリーズ始まってからアクセスの度にワクワクしています。
素敵な体験をされましたね~。

サンドバンクと聞いて、優雅にシャンパンブランチみたいなイメージかと予想していたのですが、体育会系なサンドバンクツアーですね。
ダイビングなどをいつも楽しんでらっしゃるパウダーブルー家にぴったり!
私は体力的に無理かもしれないです(汗)

鳥のくだりのネイチャーな感じもいいですね。
Commented by powderblueY at 2014-06-19 00:16
CHARさん
わくわくしてくださってありがとうございました。
今回もサンドバンクはとーってもすてきでした。

CHARさんに言われるまですっかり頭から消えてましたが、確かにサンドバンクといえばシャンパンブランチとか、
リッチで優雅なイメージですよね。
真っ白なテント張ってもらって、チェアに寝そべって。
うちはそういうのとは無縁の、まさに体育会系でした。
ワタナベさんが、毎日ハウスリーフに潜るわたしたちを見ていて、うちのスタイルでアレンジしてくれたんだと思います。
もちろん、優雅な一家には優雅なサンドバンクツアーが用意されることと思います。


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