奥志賀スキー 1

1月下旬に行った奥志賀高原グランフェニックスのお話です。
ミナオちゃん一家と、うちは夫婦二人だけで行きました。
子供たちったら、部活にかまけて、もうスキーにも来ません。なんてこと!


グランフェニックスはいいホテルだし、奥志賀高原スキー場もとってもすてきなスキー場だし、雪質はいいし、
申し分ないのですが、
ただ難点は、予約がとりにくいこと!
スキーシーズンの予約は9月1日の朝、電話で受付開始ですが、
その時間を待ち構えていて電話をかけても、
もう12月から3月までの週末は全部、満室です。(平日なら空いてると思います)
どうして予約開始日にそんなことになるかというと、
グリーンシーズン(つまり夏ね)に泊まった人の特典として、
スキーシーズンの予約を入れることができるからなのです。


つまり、一度夏に泊まりに行って、冬の予約を取り、
冬に行った時に、次の夏の予約を入れると。
そういうエンドレスのメビウスの輪みたいになってるわけよ。いや、いまひとつ、例えが変ですが。
で、グランフェニックスに冬ぜひ泊まりたいミナオちゃんとわたしは、
夏は両家で1年ずつ交互に泊まりに行こうということにしました。
で、去年の夏、ミナオちゃんたちが泊まって、冬の予約を2部屋分入れてきてくれました。
ありがとう!


ちなみに、この方法でも、年末年始の予約を取ることはできません。
年末年始は「当館開業以来、毎年お越しいただいているお客様で満室となっておりまして」
だそうで、そういう大大大得意様さまにならないと、泊まれないんだそうよ。


主人も
「そんな思いまでしてグランフェニックスに泊まらなくても、ほかのとこでもいいんじゃない?」
と言うのですが、
ほかに奥志賀にいいところもないしね。
以前は、奥志賀高原ホテルも格式あっていいホテルだったのですが、
今は香港かどこかの企業に買収されて、ずいぶん違った感じのホテルになってしまいました。
外国人がたくさん泊まっているのと、ペット連れで泊まれるホテルになっています。
わたしたちは、犬苦手なので、エレベーターで犬と一緒になりたくないの。


さて、冬の志賀高原道路を半泣きになりながら運転して、
夜8時過ぎにグランフェニックスに着きました。
車寄せに車を入れるとすぐに「◯◯さま、お待ちしておりました」とスタッフが駆け寄ってきてくれます。
そういうところはさすがです。名乗らないのに、なんでわかったの?


前もって「その時間から晩御飯っていただけますか?」と相談してみたら、
「お席をご用意しておきます」とのことでしたので、
すぐにレストランへ行きました。


レストランはイタリアン(La Stella Alpina)と、和食+中華(篝火)があります。
この日は中華でお願いしてありました。

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点心

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前菜盛り合わせ


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海老とアスパラの塩炒め

そして


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志賀高原ビール(うわっ、ピンボケの写真でごめんなさい!)


スキーに来て中華というのも珍しいです。とってもおいしいです。
おそろしい凍った道路の運転から解放されたので、ビールも進みます。

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もうこの時間、お客さんもほとんどいません。


ゆっくりお食事をいただいて、お部屋へ。


今回、ミナオちゃんたちが予約してくれたのは、デラックスツイン、53平米。

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手前にリビングスペースがあり、

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奥がベッドルームです。
このウィリアム・モリス風の重厚なベッドカバーが特徴。
お部屋は木が多用されていて、「洗練」というのとは全然違うのですが、温かみのあるお部屋です。

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しかし、暖かいのは雰囲気だけで、実は部屋がとっても寒くって。
暖房の効きが悪いのかと思って、コントローラーの温度を最大まで上げましたが、それでも寒くて。
あとで理由が判明します。

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デスク周りにはいろいろそろってます。

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洗面所。シンクはひとつなので、ちょっと狭いですが、夫婦二人だけだから平気です。

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洗い場のついたお風呂もあります。
でもグランフェニックスには大浴場(非温泉)があるので、部屋のお風呂は使ったことありません。
お部屋のお風呂いらないから、洗面スペースを広くしてほしいな。

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アメニティ。


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ここのお部屋の最大の特徴は、クローゼットが広いこと。
ほら、スキーに来ると、荷物が多いじゃない?
スキーウェアやら手袋やら、乾かしたいものもたくさん。
そういうのを全部吊るしておけます。
広い収納、気に入ってます。
お部屋はエキストラベッドを入れられて、最大4人まで宿泊可能です。


じゃあお風呂に行こう。

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脱衣室。広くて清潔。シャワーキャプなど完備。

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もちろんタオルも完備。部屋からは何も持ってくる必要ありません。

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お風呂、誰もいなかったので、写真撮らせていただきました。
広いガラスの窓は、女風呂は駐車場の側を向いてます。男風呂はゲレンデ側らしい。

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広い広いサウナがついてます。
奥志賀高原には温泉はありません。掘れば出るんだろうけど、あえて掘らないそうです。環境保護のために。


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お風呂から上がって着替えたら、男風呂と女風呂の間にある共用のリラクゼーションルームに行きます。

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ここでのんびりできるの。

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もしご希望なら、生ビールも出前してもらえます。

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窓の外は凍てつく奥志賀。


ミナオちゃんたちは23時ごろ到着し、お風呂に入ったあと、わたしたちの部屋で宴会。
「今日も志賀高原の道はこわかったねー」と無事を称え合います。
明日からいっぱい滑ろうね。



by powderblueY | 2017-02-27 23:59 | 国内旅行 | Comments(0)


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