ニセコスキー 坐忘林で年越し 2017-18 その15

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部屋に戻って、4人でかわりばんこにお風呂に入りました。


ここのお湯は本当に最高。
内湯でお湯の香りを楽しみ、露天風呂に出て暮れゆく景色を楽しみ、
また内湯に入り、を繰り返していると、あっという間に時間が過ぎてしまいます。
それを4人が行うので、お風呂は常に誰かが使用していて、大変な人気でした。


この日は大晦日ですが、年明けて1月2日の月はスーパームーンだったのですよね。
大晦日の月は、まだちょっと満月には至っていないですが、とってもきれいでした。


窓から見える景色は、静かな原生林と真っ白な丘陵、そして遠くに倶知安の街の明かりがきらめき、
ノスタルジックな気分になりました。
今年も1年、素敵な旅にたくさん出かけられた幸せ、そして年の最後を家族4人の旅で締めくくることができた幸せ。


さてこの夜のディナーは18時にお願いしてありました。

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昨夜と同じような8人掛けの個室ですが、場所は違うところで、
天井から下がっている明かりも昨日とは少し違っています。

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外にはこんな雪景色が見えました。
これは表の国道から坐忘林に入ってくる玄関口の方に当たるのですが、
池があるんですね。
池は半分凍っているのですが、カモが泳いでいて、寒そうでした。

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今日もお献立の難解な字を、はて?と読んでいるはな子。

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まず出てきたのは、旬菜三種(有機小蕪と鮭のリエット、帆立の枯れ木揚げ、しゃこの竹紙巻き)

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次は御椀、

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ニセコ合鴨丸、菊菜と菊衣の入ったすまし仕立て

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初め、シャンパンをいただきましたが、次はお刺身なので、日本酒をお願いしました。
好きなお猪口を選びます。
この一手間が楽しいのよね。


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本日の鮮魚。本鯛、北寄貝、甘海老。
どれも新鮮で、ぷりっぷりでおいしい!

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続いて、大助の和え造り。大助昆布締め、倶知安玉子味噌漬け、雲丹いくら、岩のりとしその実醤油漬け。
とろっとろで「これはうまい!」と日本酒もすすみます。

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鮟肝と冬大根香り炊き。

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きんきと根深ねぎの白味噌煮。

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雪見和え。ヤーコン、カリフラワー。
カリフラワーって、こうしてスライスすると、不思議な造形ね。

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えぞ鹿肉の松葉焼き。山葡萄醤油、ビーツ洋酢和え、

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蘭越産ななつぼしを使って。じゃがいもと鱈場蟹ごはん、赤だし、つけもの。


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デザートはこの日はそのまま、同じ個室でいただきました。
和三盆のアイスクリーム、ビートの黒蜜。


もう一品デザートがあって、抹茶とピスタチオ寄せだったのですが(デザートは毎回2品出てきます)
写真撮るのを忘れたみたい。

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コーヒー。


北海道の美味しいものを手を変え品を変え食べさせてくださり、
目にも美しく、器もすばらしい。
本当に満足なお食事です。


そして食事を終えて帰るときに、ご案内をいただきました。

「本日は大晦日ですので、年越し蕎麦をご用意しております。
 23時半からどうぞリビングルームへお越しください。
 シャンパンと日本酒もご用意しております」


せっかくの年越しなので、こういうイベントがあると、より印象に残りますよね。
というわけで、23時半になって、バーの隣のリビングルームへ出かけました。
「ドレスコードはございません。作務衣と半纏でお出かけくださいませ」
と書いてあったので、そのままの服装で出かけました。

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リビングルームには暖炉があり、パチパチと火が燃えています。
天井が高くて、窓の外は真っ白な原野と原生林、とってもいい雰囲気。
暖かいところにいながら、外の寒さ厳しい大自然を見るのって、最高の贅沢ですよね。

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さて、お蕎麦が出てきました。

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さっきディナーをいただいて、みんなお腹いっぱいだったのに、
この天麩羅蕎麦はとってもおいしくて、ぺろりと食べてしまいました。

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飲み物もいただきました。
子供たちにはソフトドリンク、大人はシャンパンを。
日本酒も人気ありました。


そして年が明けた瞬間、
みんなで「明けましておめでとうございます」と挨拶を交わし、
遠く、グランヒラフでは花火が上がっているらしく、ドーンドーンと聞こえてきました。
HANAZONOは静かなスキー場で、16時にはクローズになってしまうので、夜も特別なイベントはなかったみたいですが、
グランヒラフでは松明滑走もあったり、賑やかだったようです。


坐忘林の年越し、なかなか趣があります。
部屋に帰ってから、わたしはもう一度、露天風呂に入って寝ました。



by powderblueY | 2018-01-25 21:02 | 国内旅行 | Comments(0)


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