Four Seasons Hualalai フォーシーズンズ・フアラライ 2018 GW -38 キラウェア・イキ・トレイル

ジャガー博物館から車で10分ほど移動し、キラウエア・イキ・クレーターの駐車場にやってきました。
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下の地図のキラウェア・イキ展望台というところです。

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今からこのクレーターの辺縁を反時計回りに歩き、途中からクレーターの底に降りて、クレーターを横切り、
また辺縁を登って元のところに戻ってきます。
全長6.4kmのコースです。


わたしたちは和田タイチョーのガイドをお願いしたわけですが、
ガイドさんがいないと歩けないというわけではありません。
自分たちでレンタカーを借りてここまでやってくれば、歩くのは自由です。
トレイルは一本道なので、道に迷う心配もないです。
ただ、わたしたちはレンタカーを借りる予定がなかったのと、
せっかく歩くのだから、日本語でいろんな説明を受けながら歩きたいなと思ったのです。

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ROUND TRIP HIKEというコースですね。4.0マイルだから6.4kmです。

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歩き始めると、木々の間からクレーターの底が見えます。
辺縁が切れたようになっている向こうが、先ほどまでいたキラウエア・カルデラです。
あまりに大きすぎて、向こうは全然見えません。

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まわりには大きなシダが生い茂っていて、
ジュラシックパークを思わせます。

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でっかいゼンマイ!!


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前を行く和田タイチョー。
植物について、鳥の鳴き声について、火山について、いろんなことを話してくれました。

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ここは今から降りていく火口底がよく見えますね。
真ん中の白い線がトレイルで、あそこをみんな歩きます。

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植物についてもいろんなことを教えてもらったんだけど、忘れちゃいました。ナサケナイ。

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あ、でもこの花のことは覚えてるわ。
この花はオヒアといいます。大きな木になります。
こんな火山底の、なんの栄養もなさそうな土地にも生えています。
この花には伝説があるの。

昔、愛し合ってたカップルがいて、男の人がオヒア、女の人がレフアという名前でした。
オヒアはとってもかっこよくてイケメンだったので、
火山の女神ペレが一目惚れしちゃったんだって。
「わたしとつきあってよ」「結婚してよ」って何度も言われたのですが、
オヒアはレフアのことを愛していたので、ちっとも振り向きません。
当然ペレは怒り狂い、オヒアを木に変えてしまいました。ひどっ。
レフアは木に腰掛けて、毎日毎日泣き暮らし、
その姿を見てペレは、ちょっと悪いことしちゃったかなーって反省しました。
それでペレはレフアを赤い花に変えて、オヒアの木につけてあげたんだって。
こうしてオヒアの木には赤い美しい花が咲くというわけです。
ハワイ島には、オヒアの花を摘むと雨が降るという言い伝えがあって、
それは、またオヒアから引き離されてしまうと思ってレフアが泣くからなんだそうです。


この話の教訓は、イケメンやってるのもラクじゃない、ってことですね。

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さてクレーターの辺縁から下り道を通って、火口底にまでやってきました。
いつの間にか、とってもいいお天気。


1時間ほど歩いたので、ここで昼食です。
和田タイチョーさんがお弁当を用意してくれてました。

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ヒロの街にある日系人のお弁当屋さんで買ってきてくれました。
スパムむすびがとってもおいしかった。
冷え固まった溶岩の上に腰掛けて食べました。

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ガイドさんがいると、こんなふうに写真を撮ってもらえるのもいいところです。

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さてこの右側に盛り上がった部分がありますが、ここは1959年に噴火した噴火口です。
プウプアイといいます。

そこまで歩いて行ってみると、

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ここがまさに噴火口だそうです。
すごいね。1959年に、ここから赤いマグマが吹き上げていたのよ。
当時は規制もゆるかったので、人々はこの噴火口から1km離れたところで、ビール飲みながら噴火を見てたんだって。ひいい。


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溶岩が冷え固まった大地を歩きます。
長袖でちょうどいい感じの気温です。

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噴火して溶岩が冷え固まった当初は、もちろんなんの植物も生えることができない不毛の大地だったのでしょうが、
今ではこんな溶岩の裂け目や風化したところから植物が顔を出しています。

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そしてこの火口底は、一応冷え固まっているということになっているのですが、
全体が一様に冷えているわけではなくて、ところどころまだ熱い部分も残っているのだとか。
確かに、歩いていても場所によっては、なんか熱いなと感じる部分があり、
和田タイチョーさんに言われるままに大地を触ってみると、じわーっと熱かったりするのです。
すごい! 火山は生きてるのね。

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長い距離を歩いて、火口底の端っこまで来ました。
ここからはつづら折りの坂道を上り、もとのクレーター辺縁の高さまで戻ってきました。
ここまでで全部で2時間半ほどの道のりでした。



by powderblueY | 2018-09-02 17:36 | 2018 FS Hualalai | Comments(0)


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