知床 2021-8

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知床五湖からウトロへの帰りはツアーの車で送っていだだきました。
ガイドの吉田さんが運転してくださったので、ツアーの続きで、おもしろい話をたくさん。


ウトロ港はサケ・カラフトマスの漁獲高日本一で、
漁師さんたちはみんなすごく儲かってます。
30代になるとみんな年収1000万以上! (すごいな)
若くてもみんないい車に乗ってて、ウトロには外車がバンバン走ってる。
冬には流氷がやってきて港は閉ざされるので、漁に出ることはできなくなり、
その間は仕事はせず、のんびりと過ごしてる。
出稼ぎに行く人もありますが、お金はあるから行かない人も多い。
サケ・マスは定置網で獲るので、朝は2時に起きて3時に出港、
サケ・マスを積んで港に帰ってくるというのを何往復かして、
早いと朝の6時には仕事終了。あとは1日遊んで暮らす。
魚を上げるのは機械化されているから力仕事でもないし、いい仕事ですよ、儲かるし。


と言ってました(笑)
すごいな、わたしもウトロで漁師をやろうかな。
そしたら実際は体を使うきっつい仕事で、騙された〜って思うんだろうな(笑)


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いろいろと勉強になり、楽しい知床五湖ツアーでした。
ちなみにツアーを申し込んだのは 「シンラ知床自然ガイドツアー」 というところです。


さて部屋に帰ってお風呂に入って。
今日は夕食を外に食べに行く日です。
2連泊なので、1泊目は館内のグリルレストラン、2泊目は夕食をつけずに予約してありました。
るるぶやネットで調べても、ウトロは小さい街なので夕食を食べられるお店は数少なく、
1軒は電話しても出ず(お休み?)、1軒は19時まででおしまいと言われ、1軒は忙しそうで予約はできないと言われました。
直接行ってみるしか仕方ありません。


ホテルを出て、地図を見ながら坂を上ること15分、番屋というお店に着きました。

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満員で、外に6組くらいのお客さんが列をなして待っていました。
最後尾に並び、わたしたちの後ろにもどんどん人が来て、
40分くらい並んだところで、お店のおかみさんが出てきて、
「もうここまでしか入れません。ご飯もないし、食事はできません」
と言われました。


が〜〜〜ん!
どうするの!?
ネットであわてて検索すると、わたしたちの泊まっているホテルのビュッフェレストランは20時が最終入場、
あと15分です。
走って坂を下りながらホテルに電話して、こういう事情だけど、今からビュッフェに入れますか? と聞いたら、
入れますが20時までに来てください、とのこと。
走って走って、ようやく20時ちょうどに滑り込みました。
ああよかった。昼食に続いて夕食も難民になるところだった。
お店に並んでいたわたしたちの周りの人たちは「コンビニで弁当でも買って食べるか」って言ってました。
ああ、本当によかった。

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ビュッフェはもともと好きじゃないので敬遠してたんだけど、お料理の種類も豊富で、
海産物がいろいろと工夫して並んでおり、満足度高いです。

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もちろんビールも飲むし。

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最後は味噌ラーメンで〆です。

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〆のあと、さらにデザートね。
ごちそうさまでした。


最後に、今日の1枚。

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これ、なんだと思います?
干物製造機です。
鉄の輪っかに、開いた魚(おそらくホッケ)が洗濯バサミで吊るされていて、くるくると回されているの。
こうやって乾燥させて干物にするのね。
なんてことないけど、ちょっと感動しました。



by powderblueY | 2021-09-25 17:37 | 2021 知床 | Comments(0)


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