渡嘉敷 2025-4

とみ乃で、フィンを3人分とライフジャケットを3人分、それにはな子のマスクを借りて、ビーチへ出かけます。
とみ乃は阿波連ビーチに極めて近い通り沿いにあるので、
ビーチまで歩いて1分くらいです。

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パラソルとチェアがたくさん並んでいる一角に、持ってきたテントを建てました。

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暑いねえ。浮き輪をふくらませて、すぐに海へ。

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阿波連ビーチ。沖合のハナレ。青い海、青い空。

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海に入ってみると、餌付けと勘違いしたチョウチョウウオが大量に寄ってくる、という光景はなくなりました。
餌付けはダメというルールが徹底してきたのかな。いいことだ。
以前はビーチの近くで堂々と、餌付け用の魚肉ソーセージとか売られてましたからね。


でもサンゴは壊滅的。この阿波連ビーチには、ビーチからこんなにも近いにも関わらず、枝サンゴの群生があることで有名だったのですが、
おそらくインバウンドたちに踏まれてバキバキに壊れてました。
悲しい・・・


ロープで仕切られた遊泳可能区域を隅から隅まで泳ぎ、
水中カメラがないので写真は撮れませんが、まあまあ魚のいる一角もあり、
でも不完全燃焼。
人出と魚の数は反比例するように思います。
コロナの間は人も少なく、魚が多く、時にはここにカメがやってきてたんだけどなあ。


お昼になったので、ランチに出かけます。
今日はまずオクトパスガーデンに行ってみることにしました。


1階で注文してブ〜〜と鳴るブザーを渡され、2階のオープンエアの席に座って待ちます。

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2階からは、こんな景色が見えます。

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やがてブザーで呼ばれて、1階に取りに行きます。

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わたしのは、沖縄の豆腐 ゆし が入った「ゆしそば」。
やさしいお味でとっても美味しいです。

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主人のはソーキそばと、手前のは じーまーみ豆腐。
ピーナッツを使った豆腐で、すごくおいしいよ。うちはみんなこれが大好き。

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はな子はカレーとカマンベールフライ。
どれもおいしかったです。


午後からはハナレに渡ります。
現在、ハナレに渡るグラスボートは、阿波連ビーチに向かって坂道を下りていく直前の、向かって左手のショップだけで扱っています。
しかしこれが実は中国人専用のショップなんです。
受付に座っているのは日本語のしゃべれる中国人男性なのですが、
この人がいない時は、日本語がしゃべれない中国人男性が座っています。
「ハナレに渡りたいんですけど」と言っても、身振り手振りで「今はできない。あとで」と伝えてきます。
スノーケリングツアーに参加する中国人オンリーの団体20人ほどが、どこからかどーーっと現れて、
賑やかにフィンやマスクを試着し、中国人イントラに先導されて、声高に喋りながらどこかへ消えていきます。
その数と賑やかさに圧倒されて、日本人や他の国のゲストは呆然としている感じです。

うーん。

しばらーく待っていると、日本語がしゃべれる中国人男性がやってきて、ハナレに渡るボートの受付をしてくれます。
ボートを操縦しているのは、普通の日本人男性でした。

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ハナレでも、いろいろと以前と変わったことがありまして。
まずはグラスボートに乗りこむ時点から、ライフジャケット着用必須です。
持っていても、着用していないと注意されます。
ボートがハナレに到着する前に、いったん船を停めて説明があります。
必ずライフジャケットをつけて泳ぐこと、
遊泳できる区域は決まっていて、このブイからこのブイまで、この岩からこの岩まで、これを出てはいけない。
ほんの30m四方くらいの区域です。


ハナレは魚もたくさんいて、沖合の根まで泳いで行って、潜って写真を撮るのが楽しかったのに、
全部禁止になりました。


スノーケリングツアーで沖合の根まで行くことはできます。
ボートでやってきて、沖合でドボンとボートから入り、イントラさんに先導されてそのへんを泳ぎ、
またボートに帰っていく、という形の人たちはいます。
つまりお金を払ってツアーに参加しないと、沖合には行けなくなったってことね。


渡嘉敷は魚のたくさんいるところを自由に泳げるのが魅力だったのになー。
もちろん人々の安全は大事だし、インバウンドも大勢いて、いろんなレベルの人が入り混じって泳いでいるという現実もありますが、
(中にはボートからはしごを下りて海に入るのが怖くて、はしごにしがみついて叫んでいるような某国人もいる)
そんなにあれもダメ、これもダメと言われると、渡嘉敷の魅力は半減です。
もう来年から来るのをやめようかなあと考えるレベルでした。


ビーチから30m四方ではそんなにサンゴもないし、魚もいないし、
それでも目を凝らして魚を探しました。

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海は以前と変わらず、透きとおって本当にきれいです。

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ここは毎年来ていたので思い出もいっぱいで、
ジロが岩場でころんでフジツボで腕を切って、知らない人に助けていただいたとか、
岩の一角が四角く切れ込んでいて、お風呂みたいだと海水につかっていただとか、
そんなこともあったねーと話に花が咲きます。

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日焼けも忘れて海で遊んでいましたが、
16時にお願いしてあったお迎えのグラスボートが来て、阿波連ビーチに帰ります。
これが最終便でした。


とみ乃に帰ってシャワーを浴びて、17時半にダイビングショップ シーカムへ行きます。

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明日は午前2本潜る予定なので、いろいろ打ち合わせです。
佐藤さんもさーやさんも、久しぶりですがお元気そうで、
「お兄ちゃんはどうしてるんですか?」
「あそこのレストラン、再開しましたね」
と情報交換。ウェットスーツを合わせたり、フィンを合わせたりして、明日の時間を打ち合わせしました。
この時間、まだまだ陽射しが強くて、外を歩くとバリバリ日焼けしました。

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とみ乃の夕食は19時から。
奥さんはお料理上手で、工夫を凝らした料理が並び、とてもおいしいです。お腹いっぱいになります。


昼間、太陽の下で思う存分遊んだので、疲れてあっという間に寝てしまいました。


by powderblueY | 2025-09-24 17:57 | 2025 沖縄・渡嘉敷 | Comments(8)
Commented by ゆー at 2025-09-24 20:37
渡嘉敷旅行記ありがとうございます!ハナレはほんとに残念ですよね、、、座間味村域はライフジャケット着用必須でなく(今のところ)阿嘉島のニシバマビーチがカメもいて魚も多いです。が、こちらも遊泳区域のちょっと向こうに白砂の上にデバスズメダイ、ナンヨウハギのいるサンゴの根があってツアーじゃないと行けないんですよね。ほんとにちょっと向こうなのに!あと、座間味村はビーチと集落が離れていてビーチではアルコール売ってないのでビール飲みながらのんびり、ができないんです。涙
Commented by powderblueY at 2025-09-24 21:24
ゆーさん、こんばんは。
座間味についての詳しい情報、本当にありがとうございます。
実は今回、渡嘉敷がこんなふうだったので、もういっそのこと島を変えようか、隣の座間味はどうなんだろう、
でもライジャケ着用必須とか遊泳区域が決まってるとか、そんな情報は行った人じゃないとわからないじゃないですか、
誰かに聞いてみたいなあと思っていたところだったので、本当にありがたいです。
ビーチでアルコール売ってないのは、むむむ・・・という感じですね。
渡嘉敷は今のところ、ビーチでビール飲んでいても何も言われませんが、そのうち監視員にチェックされるかも。
世知辛い世の中です(笑)
沖縄の白砂の上の根にデバスズメダイなどが群れる景色は、もう夢のように美しいですよね!
Commented by sachi at 2025-09-25 19:37
パウダーブルーさん、こんばんは。
ハナレの遊泳区域そんなに狭くなっちゃったんですね。ライジャケ着用だけでも嫌だったのに。ライジャケなしでサンゴのきれいなところでシュノーケルしたかったので前回の阿波連ビーチではもっぱら朝食前の朝スノをしていました。朝はボートも出入りもないので港の方まで泳げるし、イトヒキアジの赤ちゃんとかもいて楽しかったです。あとキャンプ場の方はサンゴもキレイだし、監視員もいないのでシュノーケル自由にできて良かったのですが、旦那がクラゲに刺されて大変な目にあったのでオススメはしませんが。阿嘉島はニシバマ以外は遊泳区域決まっていないのでシュノーケル楽しめますが、阿波連ビーチのように宿から徒歩1分という気楽さがないので雷注意報とか出てると怖いですが。
Commented by powderblueY at 2025-09-26 19:13
sachiさん、こんばんは。
そう、ライジャケ着用だけでも嫌なんですが、ハナレがそんなに厳しい監視下に置かれたなんて、すごくショックでした。
朝食前の朝スノは素晴らしい! そういう方法もありますね。今度試してみようかな。
ご主人さま、クラゲに刺されちゃったんですか! 大変でしたね。痕がついたりせず治りましたか?
阿嘉島の情報ありがとうございます。ちょっと調べてみました。ネットに出てくる写真はすごーーーくきれいですね。
一度計画してみようかなと思います。宿からビーチへは自転車かバイクで行くんでしょうか。オススメの宿はありますか?
Commented by sachi at 2025-09-27 07:11
パウダーブルーさん。おはようございます。
ビーチへはレンタサイクルでも行けますが、ニシバマは坂を登るので私たちは宿の無料送迎利用しました。ニシバマ以外は送迎ないのでヒズシビーチや阿嘉ビーチは歩いて行きました。宿はゲストハウスすまいるとブルースイーツハナムロに宿泊しました。ブルースイーツの二階のテラスで海を見ながらの夕食良かったです。プールもあります。でも船舶欠航でもキャンセル料かかるのでキャンセル保険必須です。大潮の干潮だとシュノーケル禁止になったりするので潮回りチェックして行くのをおすすめします。
Commented by powderblueY at 2025-09-27 16:17
sachiさん、こんにちは。
ビーチへの行き方、情報ありがとうございます。なるほど、ヒズシビーチや阿嘉ビーチは歩いて行けなくもない距離なんですね。
2つのお宿、検索してみました。素敵ですね。船舶欠航でもキャンセル料かかるってちょっとびっくりなんですけど。
キャンセル保険かけていきますね。
あと、ダイビングサービスはやっぱりシーサーでしょうか?
Commented by sachi at 2025-09-27 19:29
パウダーブルーさん、こんばんは。
ダイビングはシーサーが有名ですよね。でも私たちコロナ前2020年2月を最後に全然潜ってないので23年に阿嘉島行った時もシュノーケルだけだったので情報ありません。ダイビングするならしーにも宿ありましたよね?ニシバマへの送迎がないのでやめた気がします。
Commented by powderblueY at 2025-09-28 17:06
sachiさん、こんにちは。
コロナ前を最後に全然潜っていらっしゃらないなんて、びっくり!! 今後再開のご予定は? 
わたしはダイビングは年をとっても続けられる良い趣味だと思っているんですが・・・
阿嘉島についていろいろ教えてくださってありがとうございました。ものすごく役に立ちました。
もし来年行ったら、またご報告しますね。


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