キティのレジ

昨日は娘の４歳の誕生日でした。
ケーキを買って、ダイエット中のわたしも久しぶりに甘いものを食べました。
娘よりわたしの方が喜んでたかも。

プレゼントは娘のリクエストにより、キティちゃんのレジセットにしました。

紙袋の中にパンや牛乳や卵などが入っていて、
それぞれバーコードがついています。
それをキティちゃんのレジのバーコードリーダーでピッとやると、
「１５０円です」とか「３００円です」とか、かわいいキティちゃんの声で言うわけです。
いやあ、最近のおもちゃはハイテクですね。
っていうか「ハイテク」なんて言葉ももう古くさい気がしますが。

わたしが子供の頃は、お買い物ごっこなんていっても
自分でチラシの裏にリンゴやバナナの絵を描き、切り抜いて、
お金もチラシの裏に１００円玉や５０円玉を描いて切り抜いたものです。
プラスチックのおもちゃのコインや、印刷してあるお札が出たときには驚いたもんですよ。

それがですね、このキティちゃんのレジは、もちろんそういうお金のセットもついているんですが、
横のスリットにカードを通すと
「カードでお支払いですね」ってキティちゃんが言うんですよ。
いやあ、最近の子供は、スーパーでの支払いもカードが当然って思ってる子がたくさんいるってことですね。
そりゃそうだ。カードでの支払いは便利です。
スーパーのレジでずらーっと人が並んでいるのに、
１５３９円の９円を払うのに、１円、２円、３円と並べていって、最後の１円が足りなくてまたぜーんぶサイフにしまうときの、後ろの人の視線の冷たさとか、
早く払わなきゃと焦ったばかりに、財布の中身を全部ぶちまけちゃって、ころがる１円玉を追いかけるときの情けなさとか、
カードならそういうシチュエーションとは無縁ですからね。

さて、このキティちゃんのレジですが、バーコードでないものをスキャンしたらどうなるんだろう。
娘の腕にピッとやってみたら「１０００円です」と言いました。
わたしの腕にピッとやってみたら「５０円です」と言いました。
この違いは、なに！？
まさか肌に含まれる水分量を測ってる！？
おそるべし、
キティ。