カテゴリ:映画( 136 )

「スマホを落としただけなのに」

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公開されてから何週間かたってて、
ちょっと今さらな感じなんですが、
観に行ってきました。


スマホって確かに、その人の人生全部がつまっていると言っても過言ではない。
これなくしたら、二度と連絡できなくなる人いっぱいいる。
これなくしたら、なくしたことを誰にどうやって連絡したらいいのかもわからないし、
そもそも公衆電話なんて今時ほとんどないじゃない? もうここ10年くらい触ったこともないわ。
あってもテレホンカードなんて死語か!?って思うくらい持ってないし、
小銭がなかったら公衆電話もかけられない。
わたしはクレジットカードが使えるお店でしか買い物しないので、
財布の中に小銭がない(どころかお札もない)ことがよくあります。
今時の公衆電話は、クレジットカードでもかけられるの?


しかも運良く公衆電話が見つかって小銭があったとしても、
家族の携帯の番号って、頭の中には入っていません。スマホがないとそれすらわからない。


こんなちっちゃな機械に、全人生握られてるかと思うとびっくりするわ。


あとから明らかになった北川景子の秘密は付け足し的な感じで、どうでもよかったですが、
スマホは決して落としちゃいけないんだってことは、よくわかりました。




by powderblueY | 2018-12-06 20:52 | 映画 | Comments(0)

「人魚の眠る家」

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いろいろ考えさせられる映画でした。


もしも自分自身が脳死状態になったとき、
わたしは、心臓だろうが肝臓だろうが角膜だろうが、使えるものは全部臓器移植したいと思うけど、
でも、家族が脳死状態になった時、
その家族自身が臓器提供の意思を示していた場合に、
すんなり「はい、いいですよ。すぐに摘出してください」と言えるだろうか。


脳死だと、まだ心臓は動いてるし、皮膚にさわれば温かいし、
「死んだんだ」って思えないよね。
脳死は不可逆的な脳の機能停止だとわかっていても、
時間がたつとひょっとして回復するんじゃないか、とか
今は治療方法はないけれど、将来的に何か画期的な治療法が見つけるんじゃないか、
その時になって後悔するんじゃないか、とか
思っちゃうよね。
ある程度、医学的な知識があってもそう思うんだから、
普通の人は、脳死状態の人を見て、これは死んでるんだとは、なかなか納得できないと思う。


篠原涼子の、母親として鬼気迫る演技も胸に迫りました。



by powderblueY | 2018-12-02 19:45 | 映画 | Comments(0)

「母さんがどんなに僕を嫌いでも」

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泣ける映画でした。


自分の子どもをあんなふうに虐待するのは、
親自身にも被虐待経験があったり(いわゆる虐待の連鎖)
思うようにならない自分の人生とか
なにかしら心に闇があるからなんだろうけど。


でも闇のない人なんていないし、
子育てはきれいごとじゃないしね。
わたしだってあそこまでの虐待はしないけど、ついつい手が出てしまったことは何度もある。
いつもにこにこ、よく話を聞いてあげる理想的な母親ではいられない。


でもあんなにひどいことをされたのに、
子どもはやっぱり母親が好きなんだね。
そして自分が努力して変わることでお母さんにも変わってほしい、なんて
その心持ちに涙が出ました。



by powderblueY | 2018-11-23 13:41 | 映画 | Comments(0)

タイトルを聞いただけで泣けてくる映画

それは今公開中の「母さんがどんなに僕を嫌いでも」です。


漫画家の歌川たいじさんの体験をもとにした映画だそうなんだけど、
わたしは何を隠そう、いや全然隠してないけど、息子LOVEなので、
「母さんがどんなに僕を嫌いでも」なんて言われると、
なに言ってるの、こんなに大好きなのに、なにが不満でそんなことを言うの、
と泣きたくなっちゃいます。
映画の趣旨とは全然違うけど。


いえ、母親から虐待を受けて育った子供が、母親と向き合う話だっていうことは、知ってます。
今日見に行ってくる予定。


by powderblueY | 2018-11-22 14:31 | 映画 | Comments(0)

「ハナレイ・ベイ」

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村上春樹の「ハナレイ・ベイ」は以前から好きな作品だったので、
さっそく観に行ってきました。


というか、村上春樹の作品で、好きじゃないのなんてないんだけど。


主人公の吉田羊は、夫を亡くして、一人息子を女手ひとつで育ててきた。
夫はドラッグをやり、吉田羊に手を上げ、浮気した挙句に死んでしまった。
吉田羊にとっては憎悪の対象でしかないんだけど、
息子からすると、ものごころつく前に死に別れた父親に対しては、別な感情もあったらしい。


息子は吉田羊にお金をせびり、文句を言い、甘ったれた、中身のない、しょーもない人間なわけ。
吉田羊は息子の中に、死んだ夫を見る気がする。
その息子が、ハナレイ・ベイでサーフィン中にサメに襲われて死んでしまう。


これは原作の中にあったんだけど、
サメに襲われて腕や足を噛まれても、それだけでは人間は死なないんだってね。
サメがサーフィン中の人間に噛みつくのは、カメと間違えて襲うらしいんだけど、
人間はカメに比べるとおいしくないので「うわっしまった、人間食っちゃったよ」と思って、
それ以上は襲ってこないんだって。
だから手や足を噛み切られても、落ち着いて岸まで泳ぎ帰り、助けを求めればたいていは助かるんだって。
ただ、サメに襲われた人が死んじゃうのは、噛まれたことでパニックになって、溺れて死んじゃうんだって。


実際、何年か前の映画で、同じようにハワイでサーフィン中にサメに襲われて片腕を失くした14歳だったかの少女が、
落ち着いて海岸まで戻って、救急搬送されて助かり、その後もプロサーファーとして活躍した話があったわ。


このパニックになって溺れて死んじゃった息子に対して、
吉田羊は、バカな息子、バカな死に方、と思う。
あまりに何もかも失くしてしまって、悲しむこともできない。
愛するものを失ったら泣けるけど、憎んでいた者を失ったら泣くこともできない。


けれど10年たって、ハナレイ・ベイに日本からやってきた若いサーファーたちと出会ったことで、
吉田羊は自分の中にあった愛に気づいて、少しずつ自分を取り戻していく。


というお話でした。
ハナレイ・ベイの景色が美しく、特に夕暮れ時の映像はものすごくきれいです。
カウアイ島に行ってみたくなりました。




by powderblueY | 2018-10-24 20:06 | 映画 | Comments(0)

2017年の映画を振り返って

今年は149本の映画を観ました。


去年よりも10本ほど少ないんですけど、
今年は何といっても、8月の映画が不作だったんですね。
8月にはなんと、4本しか観てません。
時間がなかったわけではなく、観るべき映画がなかったのです。


さてそんな1年間の映画の中から、
よかったな〜と思ったものを挙げておきます。


「ララランド」
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アカデミー賞作品賞はとれなかったけど、とっても素敵な映画です。
結末にもちょっとびっくり。


「帝一の國」
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これは今年の邦画の傑作ですね。
何度でも観たい。おもしろい。



「ライオン〜25年目のただいま」
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ベタに泣けます。


「人生フルーツ」
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いろんなことを考えさせられる、なんともいい映画です。


「ドリーム」
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わたし、こういう映画大好き!
まだ観てない人はぜひ観てみて! 元気が出ます。



「ミックス。」
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期待してなかったけど、意外とよかった。


以上、簡単ですが、今年のまとめでした。



by powderblueY | 2017-12-28 23:59 | 映画 | Comments(0)

「DESTINY 鎌倉ものがたり」

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高畑充希ちゃんがとてもかわいい新妻でした。


お話もうるっとくる部分もあり、よくできていましたが、
なんていうんだろ、ジブリの実写版みたいな感じがしました。


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この死神さんがとてもいい味を出していました。





by powderblueY | 2017-12-15 23:59 | 映画 | Comments(0)

「人生フルーツ」

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前回のロードショーは日程が合わず観に行けませんでしたが、
再上映になったので、観てきました。


豊かな人生、ってどういうことなんだろう、って考えてしまった。
わたしの今の生活は、忙しくて、時間に追われて、
忙しいは心を亡くすことだっていうけど、ほんとにその通り。
たくさんのものを消費して、また買って、捨てての繰り返し。
こんなの全然、豊かじゃない。


お互い支えあって生きるこの建築家夫婦がとってもいいんですが、
おばあちゃんがね、言うの。
「アイシテルなんてことは言わないけど、
 この人がね、いいようにしてあげたいと思うのよ」

う〜ん、すばらしい。
自分がいいようにしたいのではなく、相手がいいようにしてあげたい。
これこそ、愛ですね。


うちのダンナは、わたしと暮らして幸せなんだろうか? って考えてしまった。


とてもいい映画でした。



by powderblueY | 2017-10-25 23:59 | 映画 | Comments(2)

「マンチェスター・バイ・ザ・シー」

映画の主人公って、なにか心に傷を負っていたのが、
ある出来事をきっかけにそれを乗り越えて
立ち直っていく、みたいな過程を描いたものが多い。


もちろんそれは感動的なんだけど、
なにか予定調和的というか、感動を強制されているような気がしないでもない。


この映画では、主人公のリーは、過去に自分の身に起こったことを乗り越えられない。


初めのうち、それが起こる前の快活でまっとうなリーと、
それが起こった後の孤独で世を捨てたようなリーが交互に出てくるので、
一体これは同一人物なのか??と
話の筋をつかむのが難しかった。


でも荘厳なアダージョの流れる中、その悲劇が語られる。


ああ、これはダメだ。これは乗り越えられない。
リーがあんなふうになってしまうのももっともだ。


兄の死をきっかけに、二度と足を踏み入れたくなかった故郷に戻り、
16歳の甥っ子の後見人になるリーだが、
周りの人から気遣われても、
前妻から許しを請われても、
そんなことでは全然癒やされない。
彼はきっと一生それを乗り越えられない。


だけど、乗り越えられなくてもいいんだよ、
そのままで、少しずつ人に優しく接していけるようになれば、
それでいいんだよ、
以前の自分に戻れなくてもいいんだよ、ってことが
故郷の町の、寒そうな空とくすんだ景色の中で語られる。


すごくいい映画でした。


名古屋ではこの映画は伏見ミリオン座というマイナーな
(でも映画が大好きな人が集まる) 映画館でしか上映されていません。
伏見ミリオン座にはわたしはよく行くんだけど、
正直、よくわからない映画も多いし、
で? 何が言いたいの? この映画? って思うようなのも多いの。


それでもみんながそういうマイナーな映画館に通うのは、
知る人ぞ知る、わかる人にはわかる、わたしだけの1本を求めて行くのであり、
この映画はまさにその1本だと思いました。



by powderblueY | 2017-06-03 23:51 | 映画 | Comments(4)

2016年の映画を振り返って

今日から仕事です。
今年もストレスをためない程度にぼちぼち働いていきたいと思います。


さて、年末は忙しすぎて、2016年に観た映画を振り返る時間もありませんでしたが、
今日ここに、総括をしておきたいと思います。


2016年には161本の映画を観ました。
観た直後に評価を5点満点でつけるようにしたので、それを振り返ってみると、
5点をつけた映画が7編ありました。
以下、観た順に挙げておきます。



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「ブリッジ・オブ・スパイ」

東西冷戦の時代、なんて言っても、はな子は「なにそれ?」って顔をしますが、
こんな時代もあったんだよねえ。


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「オデッセイ」

「要約すれば火星でイモを作る話」と言ったのは誰?


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「リリーのすべて」

「自分らしく生きられないのなら、生きている意味がない」
という言葉が印象的でした。


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「ちはやふる」上の句・下の句

元気で、さわやかで、よかった!


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「君の名は」

解説不要の名作。
もう一度観に行こうかな。


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「オケ老人!」

自分が昔、音楽をやっていたので、
どうしても音楽関係の映画には点が甘くなってしまうのですが、
杏ちゃんの好演がよかったよ。


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「この世界の片隅に」

戦争中の普通の市民の生活を描いた物語。



こうしてみると、2016年は邦画によいものが多かったね。
今年もたくさん映画を見ようと思います。



by powderblueY | 2017-01-03 23:59 | 映画 | Comments(0)